加賀 加佐ノ岬

家内が小松でパートを始めました。お友達もできて「是非海も見てみて、冬の海は荒れているけれど、夏の海は穏やかですごくいい。」と言われたそうです。今日は快晴、ちょっと加賀の加佐ノ岬に行ってきました。加佐ノ岬は江戸末期から明治の頃に北前船で栄えた橋立港から山に入って数分のところにあります。

山を数分歩くと灯台が見え、そして崖下からエメラルドグリーンの日本海が開けていました。
この景色に圧倒されました。
凛とした静かな海
家内のお友達が進める海はこれですね。




是非動画も見てください。この海の素晴らしさがわかると思います。
この像は、近くの尼御前岬の尼御前像 安宅の関に向かう源義経の足手まといになると岬から身を投げたとか。
尼御前岬
北前船の里資料館にも立ち寄ってみました。
北前船の栄華の名残を伝える資料館です。資料館は船主だった酒谷長兵衛の家です。
敷地1000坪 大広間は30畳 今はひっそりとした街となっていますが、当時はどんな様子だったのでしょうね。

加佐ノ岬、行って良かったです。 なんだか心を洗われたような清々しい気分になりました。


北陸最古の粟津温泉 鎌倉時代創業の旅亭懐石 のとや

県民割小松割を使って、粟津温泉 旅亭懐石 のとや に一泊してきました。粟津温泉は北陸最古で奈良時代に開湯し1300年、のとやは鎌倉時代創業で702年なのだそうです。



館内の大浴場につづく「おんせん通り」 
この空間はなかなか趣があって良い雰囲気です。
また、館内の壁にはそこかしこに組子細工
細かな職人技の伝統美です。
近くでじっと見ていると惹き込まれてしまいます。。。

食事処は五箇山の合掌造りの古民家を移築したもの。見事な古民家の梁です。 
天井からつるされた沢山の行燈風の電灯。思わずウキウキしてしまう雰囲気の良い食事処でした。


料理 
お料理は、美味しかった!  美味しいお出汁を堪能しました。なかなかのもんです。
加賀野菜?の素材の良さもあるのでしょうね。 
この鯛スープ煮は、ホントに美味しかった。 ほんのりとセロリの香りがするおつゆでした。また頂きたいです。
写真の朴葉味噌は、薄味、そして、ほん少し甘さを感じる味噌でした。

利き酒セット 左奥の加賀の月がお気に入り。 とても透明感のあるお味ですっきりと飲みやすかったです。 純米吟醸の満月はノーベルナイトキャップに選ばれたそうですが、これがそうだったのかな?
いやはや、ここのお料理はなかなかのお味です。
温泉
大浴場、脱衣室はとても広いです。男湯と女湯の入れ替えはないようですが、それもそのはず男湯の露天風呂は街から丸見え。家内は女湯はとても良い!と言っておりました。
露天風呂 何度もこのお湯に浸かりました。 お湯の温度と外気の風あたりが丁度よい按配で実に気持ちよかったです。


残念なモニュメント
と、ここまでは日本風なのですが、館内やお風呂にあるモニュメントは、いまいちです。 
左にあるススキをさしてある置物は女性の下半身2体を上下にくっつけたもの
真ん中にいあるのも女性の下半身2体。 男湯の写真で奥のほうの壁に並んでいる7つの黒い物体も下半身のオンパレード。 お風呂のお湯が出ている突起は、女性の上半身。 せっかくの創業700年、組子細工、合掌造り、、日本の伝統美が、この銅像で昭和のB級旅館っぽい印象になってしまいます。なんだかもったいないです。 銅像も芸術品なのだとは思いますが、日本の伝統美を組み合わせるのは如何なものでしょう。

お部屋 露天風呂付客室 電話で予約の場合はお部屋を要確認
どうせなら、と露天風呂付客室を予約したのですが、チェックインすると標準客室へ通されました。あれ、違うよ、と客室係に伝えましたが、部屋がないなどと適当に言って、このままで押し通そうとする意図が見え見え。 仕方がないなぁと諦めようとしたのですが、やはり不満を持ちつつ過ごすのは嬉しくはないので、家内がフロントに行って交渉。 結局、露天風呂付客室へ。
ですが、薄暗く黴臭い部屋です。 ブラインド風の窓もきちんと閉まりません。
これはたまりません。 もとの部屋に戻せというわけにもいかず、夕食いただいたら帰ろうかな、と思ったのですが、、、、

パナソニック 除湿乾燥機が大活躍
夕食の間に、窓を全開にして、空調も最大風速、部屋にあったパナソニック除湿乾燥機も最大風量にしてフル回転。 夕食から戻るとお部屋にお布団が敷かれていましたが、空調機達は最大風速でフル回転していました。 結果。 黴臭さは一掃。 ぐっすりと寝られました。めでたしめでたし。
お部屋の露天風呂は源泉かけ流しで、熱かったです。 お水をしこたまいれてかき回してやっと入れました。 部屋にあった湯温度計は41度となっていましたが、45度ぐらいではないかな。

フジ医療器製マッサージ機はいいですね!
健康機器といえば、温泉の脱衣室にマッサージ機が2台置いてあり無料でした。フジ医療器は優れものですね。足ストレッチ機能、お尻をグニグニする機能や、脇腹を抑えて背筋をストレッチする機能もあり、気持ち良いことこの上なしです。夕食前風呂上り2回、夕食後1回、就寝前風呂上り2回、朝風呂上り1回、合計6回お世話になりました。 

朝食
普通の旅館の朝食なのですが、ご飯のうえのせていただくひじきやたらこ、シラスと、石川県産のこしひかりの味の組み合わせが絶妙で、ご飯がどんどん進んでしまい、おかわりをしてしまいました。本当はもう一杯いきたかったのですが、お腹がパンパン

ああ日本の美味しい朝食でした。 御馳走様。
左の下の写真は、おっしょべ広場。 おっしょべはお末がなまっておっしょべになったそうですが、奉公していたお末が宿屋の下男に恋をして、夜這いをかけようとして屋根から落ちて大騒ぎになって、結局下男と結ばれたという民話(→粟津温泉についてHP参照)だそうです。お箸の袋におっしょべぶしの歌詞が書いてありました。

総評
さてさて、仲居さんも気さくだし、宿泊客は地元の老婦人仲間が多く、皆さん柔らかく、そして楽しそうでした。 お食事、温泉も良く、地元に密着した温泉街のお宿という感じです。 施設が古いのは仕方ないとして、モニュメントが興ざめでしたが、それさえなければもっと高評価でした。

そうそう、お客さんが「コロナの(県民割の)おかげでこの旅館に泊まることができたわねぇ、。。」と。

総合評価 ☆☆☆★    3.5 お食事、温泉はGoodです。 
お食事    ☆☆☆☆    4.0 また食べたい。
温泉       ☆☆☆☆    4.0 また来たい。 泉質、露天風呂、マッサージ機 Good!
お部屋    ☆☆          2.0   このお部屋は勘弁です。
装飾       ☆          2.0 モニュメント残念。 日本風に統一してあったなら☆4つ。
  

Hammock Cafe とある丘

Hammock Cafe とある丘 2Fからの眺め

金沢せせらぎ通りのThe Godburger、眼鏡屋さんのMitoを後にし、金沢の山側へとひとっ走り。 気になっていた”Hammock Cafe とある丘”に行ってみました。

ここかぁ
お洒落な看板ですね。。

古民家をリノベーション。 内部は今風。
2Fにはハンモック 若者のカップルはハンモックに座って揺られていました。 おやじは足を上げてハンモックに揺られるのは好きなのですが、座るのはどうも落ち着かないので、左の椅子へ。 
2F からの眺め。マスターがこの景色いいよね、と定年を機にここを買ってはじめたカフェなのだそうです。
正面やや右の丘にポツンとあるのが”とある丘”です。
春夏秋冬趣が異なり、特に春先に田植えが終わった頃、一面の水田に映える夕日が素晴らしいとおっしゃっていました。 来年の春に必ずまた来ましょう。






金沢せせらぎ通り THE GODBURGER 神のバーガー

 いってきました金沢せせらぎ通り ザ・ゴッドバーガー!せせらぎ通りはこちらで紹介⇒

アボガドフライドエッグバーガー

金沢で見つけた素敵な眼鏡屋さん Mito の隣の隣にあるThe Godburger。
Mitoはセンスの良い眼鏡屋さんで家内もおやじも眼鏡を作りました。なんと家内は2つも。
今までに2回Mitoに来て2回ともThe Godburgerはお休みでしたが、3回目の今日はオープンしていました。3回目の正直とはよく言ったもんだなぁ
店内は十分期待してしまうセンスの良い雰囲気の良いお店。
このビールたち、どんなお味なのでしょう。 キングギドラのビールのお味はなんとなく想像できます、、が、素敵な女性のビールはいったいどんなお味なのでしょう? 最初の一口はとっても甘くて最後に超激辛、なんてね。。。
おやじはアボガドフライドエッグバーガー、家内はチリビーンスバーガーをオーダー
さて、お味は、、、家内はバンズを大絶賛。香り歯応え存在が際立つバンズだそうです。
パティは炭焼きで香りがあり、ひき肉でなくお肉を叩いているのか、つながった小さなサイコロステーキみたいな感じで、しっかりとした噛み応えがありました。
チリビーンズバーガー

バンズもしっかりしています。アボガド、フライドエッグ、パティ、レタス、トマトをガブリと一度に噛むと、なんとも良いお味。 ひっくり返して食べるとまた別のお味。

ポテトはお塩がキリリとキラッと光ったお味(わかります?)です。
ハンバーガー久しぶりです! 美味しかった!

そうそう想い出のハンバーガーたちにも登場してもらいましょう。

葉山牛がとっても美味しくて、ハンバーガーに目覚めた

アメリカ西部の雰囲気の

葉山です!の

思い出深いのが、今はもう閉店してしまった愛犬Qoonと一緒に行ったロッシーズ。
しっかり待たされたテックス・イン・チリチーズバーガー! 
待つ間に、ちょっと奇妙な置物達と三浦海岸の海と海風が、しだい、しだいにロッシーズの世界へといざなってゆく、なんとも奇妙だけど、この海!ありだよね の独特なロッシーズの世界。閉店はとても残念。

そして、新たに金沢せせらぎ通りのお洒落でしっかりとしてパティのTHE GODBURGER! お味はアルパチーノでしたね。