千葉長南 称念寺 波の伊八 龍三体の図欄間三間一面 

圏央道、茂原長南インター近くに、称念寺というお寺があります。 
 ここの 波の伊八 作 「龍三体の図欄間三間一面」を是非とも見てみたいと思っていました。
 中門の垂木の彫刻は、龍です。 秘めた力強さを感じさせる意匠建築物です。

 さて、本堂。 お目当ての「龍三体の図欄間三間一面」は、ガラス越しから見ることができました。

覗き込んで、、思わず生唾を飲み込む。 堂内が暗いせいもありますが、白、赤、青の3体の龍が波をうねっています。 正面の白い龍の迫力は凄いものです。 この龍、この波、、波の伊八。

堂内には入れず、また、堂内撮影禁止と外に貼紙がありました。 ガラス戸の外からでもダメということなのでしょう。 もし、ポストカードが売っていたなら、買ったのですが、、、

称念寺は、観光色を一切排除し、人っ子一人いません。 まるで時間が止まったような場所でした。 ここにこのような素晴らしい文化財があるとは、、、

ですが、龍三体は、埃をかぶっているように見えますし、 外の彫刻は、痛みが激しい。 是非とも後世に残るようにと願うしだい。

左は、ネットで見つけた長南町の広報誌の表紙を飾った「龍三体の図欄間三間一面」の白龍。

欄間の全体像は、このHPが紹介しています。(⇒ここ

伊八の欄間、見て回りたくなってきました。 行元寺、称念寺、あとはどこにあるのでしょうね。

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