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京都 永観堂 禅林寺 紅葉と人混みに圧倒されました。

アップが遅れてしまいました。さて、京都紅葉日帰りバスツアーの最終観光地は、永観堂禅林寺。 物凄い混雑でした。お堂の中を通り抜けてゆきますが、人、人、人、、、
それもそのはずです。なんとまあ見事な紅葉でしょう。 
鏡のように紅葉が池に映えていました。
池に波紋が広がる様子はそれはそれで見事でした。
そういえばなんで紅葉狩りというのでしょうね?
紅葉を追い求めるから狩り? ゴロがいいからかな?
沢山の人がいるのですが、苦労せず人が写らないように写真が撮れます。
。。。。。。
紅葉が見事すぎて呆気にとられるばかりでした。
人もいっぱいでした。。。。コロナがちと心配ではありました。

写真は撮れませんでしたが、みかえり阿弥陀は一見の価値があると思います。
正面から見ると、阿弥陀如来がプイッと横向いているのですが、
横から見ると優しい尊顔でした。

このおかき超お薦め。とっても美味しい。
噛むとふわっと口の中で消えてゆきます。 お薦め。


やっぱり紅葉の庭園は京都ですね。
今まで京都は混雑するので避けていたのですが、混んでいても見る価値があります。
なんだか今までとても勿体ないことをしていたような気分。。。。。。。

さーて、これから取り返しましょうぞ。




京都 東福寺 紅葉・演出効果抜群の庭園

 11月下旬に京都のお寺の紅葉巡りの日帰りバスツアーに参加してきました。やはり紅葉は京都ですね。。。圧巻の一言につきます。 

この日朝早く小松の集合場所から京都へ出発。バスで約3時間ですかね。
京都に到着 まずは東福寺に向かいました。
東福寺への参道。 紅葉が奇麗で雰囲気も素晴らしく、嫌でも期待してしまいます。
東福寺に向かう屋根のかかった橋(臥雲橋)を通ると、谷に紅葉が広がり、その向こうに橋と並行の回廊が目に入ってきます。なんと演出効果抜群の秀逸なデザインでしょう。
下の写真が谷です。 水路の両側に橋の回廊(通天橋)あります。
谷が紅葉で覆いつくされていて圧巻
黄色の紅葉が新鮮でした。
境内は、臨済宗大本山 東福寺 -日本最古の最大級の伽藍- (tofukuji.jp)をご覧になるとよくわかります。
ここは境内案内図の経蔵の裏あたり。 皆さんここから谷に向かいます。

谷を通って、開山堂→通天橋→方丈庭園がルートなのですが、開山堂には、多くの人が並んでいて動かないので、通天橋に向かい(上の写真)、そして方丈庭園を見学。

枯山水 京都らしいですよね。見学している人は沢山いるのですが、庭園は静寂があたりを包み込んでいます。

方丈庭園とは、東西南北の周囲に庭園があるという意味だそうです。

ここは南庭
東庭
北庭
西庭
 
東福寺 素晴らしい庭園、そして紅葉でした。地形を利用した演出。。ここを作った寺と庭園の設計施工者は面白かったでしょうね。。。

我が家も東西南北に庭を作ってみたい、、、うーん、箱庭なら可能かな?

臥雲をコトバンクで調べると、(くもの中に横たわる意から) 隠居すること。隠居して仙道に志すこと。隠れ住んで仕えないこと。また、仕えることをやめて隠れ住むこと。なのだそうです。  

私ももうすぐ臥雲だなぁ



京都 美山荘 (秋の摘草料理の昼食)

 ツアー二日目のお昼。 最後に訪れたのは、京都の奥山、花背(はなせ)の里にある「摘草料理」で有名な料理旅館。もとは大悲山峰定寺(だいひざんぶじょうじ)の宿坊であったお宿で、凛とした数寄屋造りが美しい。1日わずか4組のみをもてなすお宿、、とは来るまで知りませんでした。 とても由緒のある料亭旅館で、美味しんぼはもちろんのこと、司馬遼太郎の本にも登場するそうです。 現在の当主は四代目

下の写真は最初に出された料理です。 これであっという間に美山荘の虜になりました。大きく羽ばたいたような朴葉味噌に銀杏。銀杏はよく食べますが、この銀杏のお味は初めてでした。この料理だけでなく、初めての食感、初めてのお味に次々と出会うお料理でした。

美山荘は京都の山奥にあります。 京都駅からバスで1時間半は走ったでしょうか
京都の山奥は、独特の特徴がありますね。ほんとに天狗がいそうな感じです。
美山荘に到着
お玄関の生花、、侘び寂びの世界が見事に表現されていて、とても上品。 精神性の高さを感じます。
お庭を眺めながらの昼食。 春や冬は趣が増すのでしょうね。 この写真は食後のものです。
お茶は、あけび茶。 とってもまろやかなお茶です。 初めての舌触りのお茶でした。
先に紹介した銀杏味噌
お箸は、お宿の方総出で木を削って作ったものらしいです。
先付け
鯉の洗い 引き締まった洗いでした。 
大根おろしの上にかかっているのは、粉山椒
冷酒 料理のお味を引き立てるお酒でした。透明感のある控えめで爽やかなお酒でした。
八寸 山鳥茸かつぎ地卵味噌漬け 丹波小豆かるかん 川海老 粉もちこんにゃく 菊芋猪強いベーコン 黒川茸 鮎一夜干し どれもこれも手の込んだお料理で、どれもどこかにはじめての食感やお味が隠れていました。
秋おこわ
大黒しめじ むかご 百合根 くるみ 実山椒 椎茸 味の懐が深い。。
土瓶蒸し 出汁は雉!  はじめは柚子なしでいただき、次は柚子を絞っていただきます。 これも懐の深いお味でした。
焼き物 子持ち鮎 杉板焼き
杉の香りが沁みた鮎 香りでも楽しめたお料理でした。 
卵がパンパンにはっていました。 もっこりほくほくのお味でした。
炊合 海老芋 地舞茸 なめ茸 大根あさつき 下の写真は陳皮粉山椒
さーてご飯は
松茸ご飯 京北町の松茸だそうです。 もちろん美味しかった。
水物 代白柿 柿葉アイス  この柿は美味しかった。 完熟なのでむよむよしていて、皮もいただけました。 
菓子 焼板もち これも美味しかった。。。。。
ほんとに初めての食感、初めてのお味に次々と出会うお料理でした。 料理の工芸品という表現がぴったり。
そうそう女将さん!  鶴田真由に雰囲気が似た方で、口を開けば柔らかく澄ん声がお部屋いっぱいに広がり、山奥で仙女さんにお会いしたような気分。
中居さんもとってもチャーミングな別嬪さん。 ネットで見つけた先代の女将さんも魅力的な方で、料理だけでなく女将さんのファンは沢山いるでしょうね。おやじも家内もファンです。

美山荘、山奥のひとときのせいか、玉手箱のような思い出となりました。 気軽には来られませんが、是非もう一度宿泊で訪れてみたい。。。 

いい思い出となりました。

このツアーは一泊二日にしてはとても高価なのですが、
しだいに盛り上がるように組まれていて、
よく考えられたツアーでした。