梅ヶ島温泉 旅館いちかわ 泉質と和み

 梅が島温泉のお宿は、”旅館いちかわ”です。 昭和レトロという表現がぴったり、、
というか、旅館と民宿の中間みたいな感じ。
川は右手でみれます。
川向いのお部屋はバス・トレイ無し、私どもの部屋はトイレ付きです、が川は右手になります。どちらが良いか? 考え方次第ですが、私はトイレなしでもいいから川向いのお部屋がいいかな。(今回は川向いのお部屋は満室でした。)
温泉は、Ph9の強アルカリ性の温泉です。 皮膚の上にアルカリ分がぬるっとコーティングされるような感覚があります。 お肌すべすべとは、コーティングされるということかと納得。

内風呂がやや温度が高めで、露天風呂は温度が低目で、交互に入浴するといつまでも入っていられます。 食前、食後にそれぞれ2回、朝1回と合計5回温泉に入りました。これだけ入浴するのは、オヤジとしては珍しいことで、体が温泉に惹かれたようです。 

実に落ち着いた気分になれるお風呂でありました。 

湯船は内風呂も露天風呂もあまり広くはないので、3人同時に入浴するのは少々きついですが、5回入浴したうち4回は温泉独り占めでした。 当日は満室で、部屋数は14室のはずですが、実際には5組?ぐらいしか予約を入れていなかったようです。
夕食は個室に用意されていました。 夕食用に作られた部屋ではなく宿泊部屋を夕食用の個室にしていました。 夕食は写真の通りですが、地元産品中心の素朴な料理です。 お腹いっぱいになりました。 冬瓜、とろろと蕎麦の実をかき混ぜて食べる料理が印象に残りました。 肉はいらないから岩魚にして欲しかったかな、、
これは朝食です。

旅館いちかわは、泉質の良さと、女将さんや中居さんの人柄で和む雰囲気に沢山のリピータが支えている旅館のようです。 

館内には小物がいたるところに沢山飾ってありますが、お客さんが持って来たものだそうす。 また、中居さんは娘さん?、梅が島の由来やら、子供の頃の梅が島の様子やら、周辺の見処、などなど色々なお話をしていただきましたが、何よりも楽しそうに話をしてくれるので、こちらまで楽しくなってしまいます。 

かつてミヤオという猫がいて、ネコ温泉として紹介されたそうで、たくさんの猫好きの方に来ていただいた、本当に招き猫だった、と女将さんがおっしゃっていました。

楽しそうな家族が経営している明るく和む温泉宿かな。 リピータが多いのもわかるような気がします。 家内と女将さんが話し出すと話が止まりませんでした。いい旅館ですね。

台風が近づいて来ました。 静岡色々みて回りたかったのですが、今日は早く帰りましょう。


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