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お彼岸で横浜へ Hotel New Grand 大佛次郎 天狗の間

 お彼岸のお墓参りに横浜に行ってきました。 宿は横浜の歴史を見守ってきたHotel New Grand

かねてから一度は泊まりたいと思っていました。 横浜を離れて実現できました。
歴史的な本館は健在で、GHQが本部を置いたことでも有名。
本館の右側が新館。 
昼もいいですが、夜はひときわ奇麗で、港町の雰囲気がより強く漂ってきます。
このロビーいいですよね。 ここで結婚式も行われます。
ロビーへの階段。
御部屋は、小説鞍馬天狗を執筆した大佛次郎がこよなく愛したという天狗の間でした。
上の写真は今の天狗の間
天狗の間からの眺め。 真正面に氷川丸。
中庭。 昔はスイミングプールだったようです。
Hotel 真正面の山下公園からのみなとみらいの眺め。
昔の山下公園は、なんとなく暗くてアベックだらけだったけど、
今はずいぶんと明るくなったなぁ 
氷川丸 家内のご両親が氷川丸でサンフランシスコに渡米したそうで、親近感があります。


夕食はホテルのThe Cafe。
子供の頃に毎年家族で食事に来ていたそうで、
家内の顔がみるみる若返ったのには驚きました。

家内はもちろんこのホテルが発祥のプリンアラモードも頂きました。












行こう行こうと言ってて行ってないSCANDIA 次回のお彼岸のときかな 

朝食は、中華街に歩いて行って、御粥。





翌日は、元町とみなとみらいを散策。
横浜から小松に越して8ヶ月。 すっかり小松人になっているのを自覚した今回のお彼岸でした。 

船でしか行けない大牧温泉

 最近春の足音が近づいてきています。せっかくの雪景色の写真が場違いになりそう。ブログアップを急ぎましょう。

大牧温泉は絶壁に囲まれた淵に細長く建てられていました。
下の写真はロビーの様子。
廊下にはロケで訪れた多くの芸能人の色紙が貼られて今いました。50人ぐらいだったでしょうか。下の写真は一部で、連なる廊下にずらーと飾られていました。

口コミで廊下の色紙には賛否両論があるようですが、我が家では、これだけ大量だと「これだれだっけ?」「懐かしい」、「若いね」、「ファンだったんだよね」、「あーまた名前が出てこない」と結構話に花が咲き、コレクションと同じで数が多ければ価値がある、でした。
御部屋は、一番最後に増築された山亭の白山。 二人にはかなり広いです。
御部屋からの景色。 窓を開けると外気がすごく低いのがよくわかります。 眼前に雪山と庄川。 川の色が緑色なのが印象的でした。
お風呂は男女それぞれ3つあります。
男性用の大浴場、露天風呂(檜)、露天風呂(岩)のうち、一番のお気に入りは、露天風呂(岩)でした。 長靴はいて50段?ぐらいの階段を登ってゆきます。 勝手口には長靴が5足用意されていて、履き替えたスリッパの数で何人入浴中なのかわかります。
これいいですよね。 50段登ってあーいっぱい残念は避けられます。
上の写真が男性用露天風呂(岩)です。 眼前の雪山と打たせ湯の音、丁度良い広さなので、落ち着いて心行くまで浸れる露天風呂でした。 

大浴場と檜風呂は、湯舟毎に高温から低温になるように調整されていました。高温にいきなり入ると熱すぎですが、低温でよくあったまから高温に入ると実に快適で、もう低温はぬる過ぎて戻れなかったです。

女性用の露天風呂も家内曰く少し狭いけど2つあって特に奥の露天が良かったと言っていました。 

露天風呂は朝6時から夜の9時までです。 夜は熊やキツネ、狸などが出没するので危険だそうです。 そういえば、夜中にWiFiが使えるロビーにいたら、玄関の扉をカリカリひっかいてはドスンと音がしていました。姿は見えなかったので、熊ではなかったと思いますが、野生動物が出現するのは確かなようです。

大浴場の位置が問題でした。
大浴場だけ男性左で女性右で、他は逆で、男性露天風呂の前が女湯なので、男性は間違って女性大浴場にはいってしまいそうです。。。白状すると、おやじは間違えました。

大浴場に行こうと階段下ってゆくと、
あれ? 家内が階段を上がってくるではありませんか。

え! まさか、家内間違って男湯入った? 誰もいないので気付かなかった?
ボケた?
(なんと不遜な。家内を発見しても自分が間違っているとは露にも思いません。)
家内がきゃあ、私が間違ったの?と悲鳴を上げた時、

ずっと家内が男性風呂にはいっていたわけないし、
まさかもしかして、と上を見上げると、なんと赤い暖簾が!!
あっちゃー女湯だあ!! 

危ないところでした。
階段で家内に出会ってよかったです。
もし家内でなかったら、
もし脱衣場で、もしお風呂で、、、
下手したら出羽亀騒動?? 
冷や汗ものでした。



さて、夕食です。 他に天ぷらがありました。 正直な感想は、混ぜご飯美味しかった。地場の幸はやはり美味しい。エビ料理多すぎ、満腹。。。。

朝食です。他に笹カレイの一夜干し。 湯豆腐のお汁がとてもお気に入り。
旅館のお見送り。 左は女将さんで右は大女将かなぁ、、お世話になりました。
この旅館の従業員の皆さんは、さばさばした感じの物言いをする方がおおかったです。もしかすると方言なのかな。

大牧温泉はそのロケーション、往復の道中の船からの景色、温泉はもういう事なしです。
別世界にドップリ浸かった一泊でした。 新緑の頃に是非また来てみたいです。

富山 庄川峡遊覧船そして大牧温泉へ 庄川峡の雪景色

さて、船でしか行けない大牧温泉に行ってきました。前々日に降雪、前日と当日晴れの絶好のコンディション。 川峡遊覧船で大牧温泉に向かいましたが、庄川峡の雪景色をご紹介

上の写真は、往路の真ん中あたりにある利賀大橋付近の写真。 いいところに来たなあ

庄川峡遊覧船には14:30に乗船。
上流に向かうにつれ、前方の山には雪化粧が目立ってきました。
前方遠くに前の利賀大橋の橋脚跡が見えます。
そして長崎大橋を通り過ぎます。
前方に利賀大橋 ここが真ん中あたりで、ここからすっかり秘境。
川はくねくねと曲がっているので山が視界いっぱいに入ってきます。
4回淵をまわって、そろそろ飽きてきたなぁ(すいません)と思いはじめたところで、
淵を曲がったところに大牧温泉が突然姿を現しました。
なんという絶好なところに温泉が湧きだしたのでしょう。

さて、大牧温泉を紹介しますが、その前に、復路の川下りの様子を紹介しましょう。
ここで紹介したほうが往路、復路の違いがよくわかると思いますので。
朝9時40分 帰りの船が到着しました。 川の色が緑色。
旅館の桟橋には、女将?が見送りに来てくれています。 お世話になりました。
そうそう、秘湯で滞在した連帯感がそうさせたのでしょうか、帰るころには宿泊客がすっかりみんな仲良しになっていました。どこから? 今度はここに旅したい、、など楽しそうな会話があちこちで咲いていました。
この日は曇り。空気は凛を冷たく、冬の厳しさを感じさせる景色です。

川の流れが静かなので、川面に景色が映り、船の先頭側で見えてくる景色は、絵画のようで、めくるめく平山郁夫の絵画のようです。
利賀大橋の橋脚の赤色が雪の白や森の群青色、そして、緑の川に映える様は見事。
上の写真は船の右舷からおやじ撮影。 下の写真は、船の左舷から家内が撮影。船のバックミラーに手をいっぱいに伸ばして写真を撮っている家内が映っています。 寒いので皆さん客室に入っていました。おかげ様で我が家で船の両側を占領して写真を撮ることができました。

平山郁夫の世界はまだまだ続きますが、少しづつ雪が薄化粧に変わってきました。
そろそろ旅の終わりが近づいてきます。
長崎大橋
そして、元利賀大橋 川面ももはや鏡面ではありません。秘境から帰ってきましたね。。。

そして船着き場に到着。

往路の快晴の中のクルーズ、復路の平山郁夫の世界のクルーズ、素晴らしい往復でした。

復路では舳先から独りで景色をずっと見ていましたが、絵画のような景色を進むうちに、進んでいるというより、景色に包みこまれているような感覚になり、これが無の境地の入り口なのかな? 言葉では表せない貴重なひとときになったクルーズでした。 あの時どんな顔をしてたのかな。

新緑の頃はまた違ったひとときを味わえるのでしょうか。 また、是非来たいです。
さて、次回のブログではお宿の様子を書きます。