富山 庄川峡遊覧船そして大牧温泉へ 庄川峡の雪景色

さて、船でしか行けない大牧温泉に行ってきました。前々日に降雪、前日と当日晴れの絶好のコンディション。 川峡遊覧船で大牧温泉に向かいましたが、庄川峡の雪景色をご紹介

上の写真は、往路の真ん中あたりにある利賀大橋付近の写真。 いいところに来たなあ

庄川峡遊覧船には14:30に乗船。
上流に向かうにつれ、前方の山には雪化粧が目立ってきました。
前方遠くに前の利賀大橋の橋脚跡が見えます。
そして長崎大橋を通り過ぎます。
前方に利賀大橋 ここが真ん中あたりで、ここからすっかり秘境。
川はくねくねと曲がっているので山が視界いっぱいに入ってきます。
4回淵をまわって、そろそろ飽きてきたなぁ(すいません)と思いはじめたところで、
淵を曲がったところに大牧温泉が突然姿を現しました。
なんという絶好なところに温泉が湧きだしたのでしょう。

さて、大牧温泉を紹介しますが、その前に、復路の川下りの様子を紹介しましょう。
ここで紹介したほうが往路、復路の違いがよくわかると思いますので。
朝9時40分 帰りの船が到着しました。 川の色が緑色。
旅館の桟橋には、女将?が見送りに来てくれています。 お世話になりました。
そうそう、秘湯で滞在した連帯感がそうさせたのでしょうか、帰るころには宿泊客がすっかりみんな仲良しになっていました。どこから? 今度はここに旅したい、、など楽しそうな会話があちこちで咲いていました。
この日は曇り。空気は凛を冷たく、冬の厳しさを感じさせる景色です。

川の流れが静かなので、川面に景色が映り、船の先頭側で見えてくる景色は、絵画のようで、めくるめく平山郁夫の絵画のようです。
利賀大橋の橋脚の赤色が雪の白や森の群青色、そして、緑の川に映える様は見事。
上の写真は船の右舷からおやじ撮影。 下の写真は、船の左舷から家内が撮影。船のバックミラーに手をいっぱいに伸ばして写真を撮っている家内が映っています。 寒いので皆さん客室に入っていました。おかげ様で我が家で船の両側を占領して写真を撮ることができました。

平山郁夫の世界はまだまだ続きますが、少しづつ雪が薄化粧に変わってきました。
そろそろ旅の終わりが近づいてきます。
長崎大橋
そして、元利賀大橋 川面ももはや鏡面ではありません。秘境から帰ってきましたね。。。

そして船着き場に到着。

往路の快晴の中のクルーズ、復路の平山郁夫の世界のクルーズ、素晴らしい往復でした。

復路では舳先から独りで景色をずっと見ていましたが、絵画のような景色を進むうちに、進んでいるというより、景色に包みこまれているような感覚になり、これが無の境地の入り口なのかな? 言葉では表せない貴重なひとときになったクルーズでした。 あの時どんな顔をしてたのかな。

新緑の頃はまた違ったひとときを味わえるのでしょうか。 また、是非来たいです。
さて、次回のブログではお宿の様子を書きます。