若狭熊川宿 まる志んの焼鯖寿しは横綱級

 先々週の休日、晴れ間なので若狭鯖街道の熊川宿に行ってきました。


熊川宿は、京都に若狭湾で捕れた鯖を運ぶ街道としてに賑わった鯖街道の宿場で、昔のままの建物が残されています。 若狭から京都までは、結構な距離があるし、人の足で運んでいたら魚が腐らるのじゃないかな、と思いましたが、、、、


展示パネルによると、お昼までに取れた鯖を一晩で京都まで運び、輸送はやはり馬。 
そりゃそうですよね。。。。
インターネットで鯖ペディアを見つけました。⇒若狭街道(通称:鯖街道) | サバペディア sabapedia (maruha-nichiro.co.jp) 

これによると、「朝獲れた鯖は、ひと塩されて運ばれ、京に着く頃には身も締まり、ほどよい味加減」だそうです。 なぁるほど、搬送中に熟成してたのかぁ 旨味が増して美味しかったので売れたのでしょうね。 

知識が増えました。 最近は一方的に消え去る知識のほうが圧倒的に多いので、少しでも新たな知識が増えるのは、素直に嬉しいもんです。なんてね。
妻籠宿(→☆ 野球ときどき風景写真: 妻籠宿 街並編 (takoda-o-photo.blogspot.com))や奈良井宿(→☆ 野球ときどき風景写真: 木曽路 奈良井宿 (takoda-o-photo.blogspot.com))より道幅が広いようです。 やはり馬の往来が多かったのからでしょうかね。







お昼は葛と鯖寿しの店 まる志ん でいただきました。
どれも美味しそうなので迷ってしまいます。
結局、本わさび葛そばに焼き鯖寿しをオーダー
お蕎麦美味しかったです。山葵強烈。蕎麦もそばつゆも水の美味しさを感じさせる清涼感のあるお味です。きっとここはお水が美味しいに違いありません。
さらに、ここの焼鯖寿しは、別格の美味しさ!!

こちらに来て焼鯖寿しをいただく機会が多く、すこしづつ味がわかりはじめたところですが、、、ついに焼鯖の横綱登場! が正直な感想。  お勧めです。
ひな壇の真ん前のお席で昼食をいただくことができました。これも有難い思い出です。

さて、食後に珈琲が飲みたくなったので、まる志んの向かいにあったSOL's Coffeeへ
店内は外からは想像できないお洒落な空間になっていました。東京に展開し、東京のスカイツリーにもあるSOL's COFFEEのチェーン店でした。(→LOCATIONS – SOL'S COFFEE (sols-coffee.com)) ここはLaboratryなのだそうです。 お味の実験?
やはり、この場所を選らんだのは、お水の美味しさ、でしょう。。
ここは、雑誌でも紹介されているようです。 若狭にもしっかりと根付いている印象でした。 珈琲はまろやかで美味しかったです。
自己表現を珈琲で実現しようとしているのかな? 小松のTAKIGAHARA CAFE(→☆ 野球ときどき風景写真: TAKIGAHARA Cafe  加賀野菜の力強さ (takoda-o-photo.blogspot.com) TAKIGAHARA FARM )との共通点がありますね。

さて、熊川宿の近くには、瓜割の滝があります。ここが美味しい水の源泉なのでしょうか。 瓜割の滝を訪ねてみました。 どーんとした滝を想像していたのですが、岩からコンコンを湧き出している滝でした。写真の鳥居の向こうに岩の下から水が湧きだしています。 
なんと、環境省主催 「おいしさが素晴らしい名水部門」第2位! だそうです。
環境省_名水百選_名水百選選抜総選挙_おいしさが素晴らしい名水部門 第2位 わかさ瓜割の水 (env.go.jp)  ちなみに第一位は丹沢の水!
さて、そろそろ帰る時間なのですが、せっかく晴れていたので、三方五胡を再度訪れてみました。
前回⇒☆ 野球ときどき風景写真: 若狭湾 三方五湖、氣比神宮、氣比の松原、日本海さなか街 (takoda-o-photo.blogspot.com)
今度はケーブルカーに乗って天空のテラスまで登ってみました。
5つの湖は水質や水深が違い、すべて濃さの違う青色に見えることから「五色の湖」と呼ばれています。 この写真でわかるでしょうか。
天空のテラス ここには足湯もあります。
足湯からの眺め。
いいところです。
遠くの山波は、中国地方

ちょっといってこうようか、と出かけたのですが、思いかけず濃い一日となりました。
若狭はほんとにいいところです。。。あ、梅街道で梅の開花状況を確かめるの忘れました。晴れたらまたきましょう。