木曽路 奈良井宿

今回の旅の最後に寄ったのは、奈良井宿 一度は行ってみたいなと思っていました。
 路が緩く湾曲していて、建物が道路と並行には立てられておらず、立体感があるのは妻籠宿と同じですが、実際の印象は妻籠宿とは少し異なります。
建物は確かに古いのですが実際にここで生活しています。また、道幅も広く、街も大きく、整備されている印象で、古い建物を残した現在の街という感じかな。 妻籠宿は江戸の街がそのままタイムスリップした感じなので、趣が違います。
奈良井宿は昭和40年代から官民で街並の保存活動が始まったそうです。 高度経済成長の頃に歴史的遺産を残そうという運動が始まり、こうして江戸風情を実際に感じることができるのですから、保存運動に心血を注いだ方には感謝の念を覚えます。
 建物は奥にとても長いのですね、、、

木曽路はいいですね。 自然や江戸の名残りを残した街、観るところが沢山あり、ちょっとした別世界。 時間の関係で行けなかったところがまだまだあるので、是非もう一度訪れてみたいですね。

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柿其渓谷

 柿其渓谷(かきぞれけいこく) 木曽の名勝だそうです。 木地師の里 ヤマイチで、是非訪れてください、と勧められました。
きこりの家の前にある駐車場で車を停め、歩いて渓谷に向かいます。
 柿其渓谷の入り口です。
 杉並み木を進んでゆくと、
 恋路のつり橋を渡ります。 随分と揺れます。 ブランコのイメージかな。
 エメラルドブルーの渓流を進んでゆきます。
だんだんと道が険しくなってきます。
 最後に階段を何十段と登ると、滝が見えてきました。 美しい滝です。
桃介橋
阿寺渓谷の橋

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妻籠宿 おもて とろろをかけるお蕎麦


妻籠宿の”おもて”というお店で昼食。おやじはとろろ蕎麦。 とろろをお蕎麦にかけて下さいと言われ、半信半疑でとろろをお蕎麦にかけましたが、これがいけます! 美味しい。この食べ方は癖になりそうです。 お蕎麦は野太い感じでした。
家内がいただいた”すんきそば”。 すんきという酸味のある漬物が入ったご当地そば。 ちょっとした酸味がアクセントのお蕎麦。これも癖になりそうなお味です。
 家内はさらに五平餅
 落ち着きのある和室でしたね。
おやじは、とろろそばに加えて、舞茸天ぷら蕎麦をいただき、家内は栗きんとんソフトクリームをプラス。 

これを書いていて呆れるぐらい食べた初老の夫婦でありました。 胃袋未だ健在なり!

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妻籠宿 脇本陣 陽の光りのシャワー

妻籠宿の見所は街並だけではありません。 脇本陣お勧め! 

脇本陣に入館しようとすると、館主の方(?)がおやじのNikon D4Sをみて、”ご主人、写真が趣味? 早く! 早く! 今が一番陽の光りがいい! もう少しするとスペインの団体さんが来る。 早く早く!”  最初は何の事やらさっぱりだったのですが、格子戸から差し込む陽の光りをみてびっくり。 

な、なんと陽の光りのシャワー! それも、雲の流れや、見る位置によって、陽の光が様々に変化します。 
 これは格子戸の真下から見上げたもの。
 座敷から。 冬至の時は畳のところまで陽の光が伸びるそうです。 
 本当に見飽きませんでした。 こういう家に住んでみたい!

その後、スペインの団体さんがドヤドヤッと来ましたが、皆さん囲炉裏の方が興味があったようで、陽光にカメラを向ける人はあまりいませんでした。 
 これはお庭。 
脇本陣の裏には、博物館がありますが、妻籠宿の歴史を紹介していて。なかなか興味深い。
 こちらは本陣。 島崎藤村の実家だそうです。
島崎藤村の島崎家は、妻籠宿の盟主だったとは知りませんでした。 色々と勉強になりました。

妻籠宿に来たら、是非脇本陣を訪れるのをお勧めします。 本当に来てよかった。
是非冬至の頃にも一度来てみたいと思います。


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妻籠宿 街並編

写真で見て、一度訪れて見たかった妻籠宿 江戸時代に迷い込んだよう。
道路が緩く湾曲しているのと、建物が道路に平行でないので、独特な立体感のある街並となっています。
格子戸には飾りがつけられ、アクセントになっています。
これも綺麗。
この破れた貼紙は、わざと? 渋みに一役買っています。
なんだが懐かしい。
白黒写真が似合う妻籠宿です。 お薦めです。



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木地師の里 ヤマイチ UFO花器

 昼神温泉 吉弥から妻籠宿に向かう途中、木工器の製作販売をしているヤマイチの前を通りがかり、寄ってみることに。
 流石木曽です。 木工、漆の製作が盛んです。 ロクロ工芸品というのでしょうか。
 木のお皿、碗、花器、お箸、箸置き、、アイデア一杯の木工の器が置いてあります。

家内は迷いに迷った挙句、購入したのは、桑の木のUFO花器と欅のバターナイフ。 
UFO花器は、木の種類に寄って模様が違います。 桑の木は、とても珍しい?のと、落ち着いた木目なので、家内が気に入ったものです。 立てられるバターナイフは、便利なアイデア品です。 

伝統工芸品でありながらアイデア商品が色々と置いてあり、また、お店の皆さん、とても気さく、そして、商品をとても誇りにしている事が伝わってくる方達ばかり。 気持ちよいひと時、そして良いお買い物ができました。

ここのお店のHPを見つけました。→ここ ご興味のある方は是非訪れて見てください。

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昼神温泉 吉弥

 天空の楽園 星空ナイトツアーで、宿泊したのは昼神温泉の吉弥。
写真は、阿知川に架けられた恩出橋と橋の袂の像です。 右奥に吉弥が見えます。

こちら側の橋の横では朝市をやっていました。家内が、高原トマト、赤根とミョウガの三杯酢、原木なめこのうま煮(山葵をちょっとつけると美味しいのだそうな)、キノコ味噌を購入。

高原トマトは肉厚で瑞々しい上に、甘みがあって美味しいトマトでした。
 これは吉弥の本館の露天風呂(男湯)
こちらは本館の露天風呂(女湯)。 PH9.5のアルカリ温泉ですが、無味無臭。 

お風呂に入るとヌルヌルして、アルカリ温泉とわかります。 とても入り易い温泉でした。 別館にも露天風呂があり、温泉は楽しめるお宿です。
 料理は、懐石(本館宿泊者)と炉端(別館宿泊者)の2種類あるようです。

お部屋とお食事をお任せで申し込んだのですが、別館&炉端になりました。
 炉端の他の食材。 巨大なホタルイカに見えるのはスルメイカの一夜干し。 ガンモ、おやき、、 
 猪豚鍋
赤い斑点の山女魚  とても香りが良く、また、炭焼きなので頭から全部いただけました。香りの良さは特筆。 美味しかった。 横の海老の殻はご愛嬌。

炉端は、山女魚の美味しさは特筆ものでしたが、写真以外にも、五平餅、鯉の洗い、柿の葉で包んで蒸した鰆、デザート、、 私どもにはちょっと量が多すぎでした。 炉端は若者向けのメニューですね。

天空の楽園は二部生で、第一部は6時半、第二部は8時半にロープウェイ運行開始で、完全入れ替えなので、第一部に参加しようとすると夕食は5時となります。 
 これは朝食  
鍋は信州味噌の味噌汁。 美味しい。
 ロビーに置いてあった壺。 見事です。
部屋からの景色。 
ただし、別館は、真正面に本館が建っており、眺望はイマイチ。  本館をお勧めします。

昼神温泉は、1973年にトンネル工事中に発見された温泉だそうで、比較的歴史が新しい温泉街。 朝市、天空の楽園、Achi Baseなど、長閑なリゾート温泉街を目指して計画的に発展させて来たようで、落ち着いて過ごせる温泉街。 そんな印象です。 

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