国道416号線で平泉寺へ

HP 白山平泉寺 | 福井県勝山市 (heisenji.jp)  から

人々に恵みの水をもたらす白山は、古くから信仰の対象でした。その白山信仰の越前での拠点として、養老元年(717)に泰澄によって開かれたと言われているのが白山平泉寺です。

一帯は、最盛期の戦国時代には8000人もの僧兵がいたと伝えられ、当時の日本では最大規模の宗教都市となり繁栄します。しかし、天正2年(1574)に越前一向一揆勢に攻められ、全山焼失しました。

以降、現代まで静かに時を重ねてきました。平成になって発掘調査が始まると、数々の石畳や石垣、坊院跡(僧侶の住居跡)が発見され、かつて賑わった巨大な中世宗教都市の姿を、今の私たちに伝えてくれています。

「苔宮」とも呼ばれる白山平泉寺。境内は一面に緑のじゅうたんが敷かれたように美しい。白山国立公園に含まれ、参道は「日本の道100選」にも選ばれている。

と紹介されている福井平泉寺に参拝してきました。あたり一面が苔に覆われていてたいへん美しいところです。

あたり一面の苔 見事です。
栄華の頃はここには伽藍があったのかな?
一の鳥居からずっと苔に覆われた石畳がずっと続き、厳かな雰囲気に包まれていました。
御手洗池 平泉寺の名前の由来となった泉だそうです。
本社 龍の彫刻が見事でした。

平泉寺は、かつての栄華を偲ばせながらもひっそりと佇んでいる印象でした。一度焼失して江戸時代に規模を縮小して再建されたとか。 HPを一読されてから訪れることをお勧めします。きっと目に映る以上の情景が心に浮かぶと思います。

下の写真は、参道の入り口にあった”まほろば”でいいただいた昼食
山菜丼、おろしそば 山菜丼のごはんにはタレがかかっていて、このタレがとても美味しいかったです。 おろしそばも大根おろしとそばつゆをかけるぶっかけそばですが、これまたそばつゆx大根おろしxかつおぶしのおつゆがなんともいえぬ良いお味。お皿もってずずっとおつゆも完食してしまいました。 越前そば! 美味しい!

平泉寺は秘境の古刹でしたが、平泉寺に向かう国道416号線も古道で、ハラハラドキドキものでした。
写真はかなり良い道で、心の余裕が少し出てきた家内が撮った写真です。 それまでは、車1台がなんとかやっと通れる道幅で、片側が崖でガードレールなし、反対側は崖下で草が覆いかぶさっているハラハラドキドキの道路が30分ぐらい続きました。 

幸いな事にすれ違う車がなかったのですが、もし前方から車が来たら目の前真っ暗になったでしょう。 こんなに緊張したのははじめてです。途中で何度も車を乗り入れたのを悔やんだ道でした。
川沿いの道になって少し余裕が出てきました。写真は明岩橋
奥入瀬渓流のような川と並行した道になり、ドキドキした甲斐があったもんだとすっかり余裕。
福井県との境の大日峠。 平地は勝山市の市街地だと覆います。 福井県側はなんだか道路がリッチです。 福井県は金持ち?  そういえば現在通行止めの白山ホワイトロードも岐阜県側の道路がそれもリッチでしたので、石川県が、、、、なのかなぁ
福井県に入ると道路沿いのススキが絵になっていました。これは自然?それとも造景?
愛車Volvo S60 よく無事に走ってくれました。
平泉寺にはもう一度訪れてみたいけれど、国道416号線はもう勘弁かな。

福井の空も高かった。。。。