これは、追加で頼んだ岩魚の骨酒 容器が岩魚の形をしているのですが、冷えてしまうので上の写真ではラップされています。 確かにすぐに冷えてしまいました。 骨酒は慶雲館(これ→)のように囲炉裏鍋のほうがいいかな。
台物の飛騨牛。 きめ細やかで、とても柔らかく、また香りもよいので、もう一切れ! と言いたいところです。
尼子の塩焼き。赤い斑点がある魚で、岩魚よりもやや甘いように思いました。
部屋食ということもあり、上海から来たという仲居さんと、仲居さんの日本にくるきっかけとなった話とか、おやじの中国での白酒乾杯経験とか、最近の外国人のお客さんの傾向とかの話をしたり、また、後ろでじっと控えていた新人見習いの青年仲居さんとも話しをしたり、楽しい一刻でありました。
この後、お布団をひきに二人の男性が来ましたが、その手際の良さに家内が感心していました。 おやじは、酒がまわってほろ酔い気分でありました。 おやすみなさい、、、、
翌朝、朝食は大広間に用意されていました。
真ん中の黒い箱は、食べ物箱です。
開くと、小鉢が入っています。センスのよい趣向です。
朝食も赤が基調で賑やかです。
飛騨の名産 朴葉味噌 鮭をからめていただきました。 食が進みます。
角煮
朝食でも、昨晩話をした仲居さんと新人仲居さんが、少し打ち解けた感じで話しかけてきてくれて、なんだかうれしい朝食でした。
下呂 湯之島館は 昭和6年に建てられたのですから、もう80年近く経っていますが、古いのは古いのですが、もちろん清潔で、創業者の心意気が今でも伝わってくる旅館で、なぜかほっとするのが不思議でした。 伝統的な日本家屋の粋を集めた本格的な木造建築がなせる業なのでしょうね。
昭和初期の建物を維持し、同時に旅館としても維持するのは、なかなかたいへんでしょうが、ぜひとも後世に残していってほしいですね。 応援しています。
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