松本美術館 草間彌生展  お部屋の作品は圧巻

今回の美ヶ原ー松本の旅行の最後は、松本美術館 地元出身の草間彌生展が開催されていて、家内が楽しみにしていました。
以前は、草間彌生と樹木希林の区別がついておらず、樹木希林のが芸術活動するときは、草間彌生と名乗るのだと思っていました。
幼い頃から幻覚や幻聴に悩まされ、それを絵に表したのが芸術活動の始まりだそうです。 作品は、徹底した水玉模様の反復なのですが、館内で作品をみるに連れ、だんだん魅了されてきました。特にお部屋一面の作品(→これ)は、圧巻でした。
 
館内で撮影が許可されている所は少なく、紹介できないのですが、オススメです。
これは撮影許可エリアの作品です。 これ書き上げるのに、どれだけ時間がかかったのかな、と思うぐらい全部水玉で描かれています。
美術館も水玉模様で化粧しています。
有名なカボチャ作品
作品は、なんとなくマリオブラザーズのキノコを連想してしまいました。
さて、今回の美ヶ原-松本旅行はこれにて家路につきました。

今回の旅行、お宿(ドレミファン!すぎもと)の組み合わせは、良かったかな。 ドレミファン!は、大自然の絶景と家族的なおもてなし、すぎもとは昭和レトロ、オーディオ、美味しい日本酒と酒肴料理。 そして、ビーナスライン、テディベア美術館、松本市内観光、そば三昧と、充実の二日間でした。

今回の美ヶ原-松本旅行で家内が買ったお土産です。。。 


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松本 喫茶まるも

松本市内 縄手通りの散策中に、珈琲 まるもを見つけました。 TVで見たことがあります。 松本深志高校のOBの有名芸能人だったかな、ここに通ったとか、、、、
お店は、蔵造り、店内は、松本民芸家具が置いてあり、ジャズが流れています。 蔵造り、松本民芸家具はジャズが似合います。
蔵造りは、天井の太い梁と柱に特徴があります。 
このブラウン一色の中でいただく、珈琲は勿論ダークブラウン
少し歩き疲れたこともあり、美味しく珈琲をいただきました。
ケーキもブラウンです。 
まるもは旅館もやっています。 夕食はなく朝食付きOnlyなのだそうです。 

珈琲まるも、近くにあったら嬉しい喫茶店でしたね。

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松本 縄手通り & 中町通り

松本市内の有名な観光スポットの 縄手通りと中町通りを散策。 まずは縄手通りを紹介。

縄手通り

もともとは、四柱神社の参道として発達し、縄手の由来は、縄のように細い土手だとか。
江戸時代の長屋みたいです。 川は女鳥羽川
雑貨屋さんやらレストラン、屋台のお店版などが軒を連ねています。 
雑貨好きの家内は、お店を梯子をしていました。 このお店で、おやじはわさび味噌を買い、家内はお皿を買いましたが、面白い店主さんでしたね。。。。
カエルの小物が目につきますが、かえるは縄手通りのシンボル。その昔、女鳥羽川には清流にしか生息しない「カジカガエル」がいっぱいいました。川が汚れて姿を消したそうですが、その復活と街おこしをかけて、なわて通りは「カエルの街」としているそうです。

中町通り 

白と黒のナマコ塀の土蔵が立ち並ぶ通りです。
中町通りの歴史を 中町商店街振興組合のHP(ここ⇒)から引用すると、、
中町通りは西から東へ抜ける善光寺街道 (北国街道西街道)沿いにあり、主に酒造業や呉服などの問屋が集まり繁盛してきました。しかし江戸末期や明治に南深志一帯が大火に見舞われ主要な施設や町家が多数失われました。再三にわたる火災から守るため、商人たちの知恵で「なまこ壁の土蔵」が造られ、その白と黒との簡潔なデザインの土蔵造りの家が中町付近には今なお多く残っており、古き松本の雰囲気を漂わせています。現在の中町は民芸・工芸などの店が集まり、松本でも一種独特の町並みをつくっています。
この通りには、雑貨、飲食、民藝品、旅館、実に様々なお店が並んでおり、家内はもちろんここもお店を梯子です。 お気に入りのグッズやお土産品、いろいろコマコマと買っておりました。
 中町通りで食べた ゴルゴンゾーラチーズケーキ。  いけます! 
買い物好きにはたまらない通りですね。 とっても疲れたおやじとしては、買い物を待つ人のためのベンチがあったらな、、、、

 

松本 蕎麦 野麦 蕎麦つゆの楽しみ方

さて、松本城を後にし腹ごしらえ。 もちろんお蕎麦屋さんを目指します。 宿の方から「野麦」のお蕎麦が美味しいと教わりました。
蕎麦は、ざるそばのみのメニュー これは期待大です。 開店20分前は誰も並んでおらず一番乗りでしたが、11時半の開店時間にはずらっと行列です。
お店は、1テーブル4人がけの卓が3卓しかありません。
 蕎麦つゆと薬味が出て来ました。 箸休めは切り干し大根
 来ましたお蕎麦。 細いお蕎麦です。 のど越しがよく好きなお蕎麦です。 竹藪系のお蕎麦といえばわかるでしょうか。
 つなぎには、卵を使っているのかな、ほん少し甘い香りがしました。

 手編みのざる。 台がついているのは珍しいですね。
お蕎麦◎、蕎麦湯◎、蕎麦つゆ ◯+

蕎麦つゆは、出汁の香りが期待していたのと違うように思いました。 おやじは、ズルズルと蕎麦を手繰ったときに香る強い鰹節の香りがすると嬉しくなるのですが、野麦の蕎麦つゆは、醤油の香りに鰹出汁と椎茸や昆布の香りが混じっていたような気がします。

今回4箇所(しもさか、霧の駅、旅館すぎもと、野麦)でお蕎麦をいただきましたが、どのお蕎麦屋さんも、蕎麦つゆは醤油の風味が強く、鰹節が少ししか顔を出しませんでした。 もしかすると信州のお蕎麦の蕎麦つゆの出汁は、関東のものと違うのかもしれませんね。

色々調べると、なーるほど!

蕎麦つゆは、かえしに出汁を加えて作るのだそうです。 かえしには作り方が2種類あり、関東は醤油を加熱する「本かえし」が主流。 醤油を加熱しない「生かえし」(醤油の風味が少し強くなるのだそうです。)もあるそうです。 出汁は鰹節がメインですが、鰹節にも種類があり、また、秘伝で椎茸や昆布を加える場合もあるとか、、、、

そうか! もしかすると松本は生かえしの蕎麦つゆが多い?
お蕎麦の楽しみは、お蕎麦だけでなく、蕎麦つゆも違いを楽しむのですね。
 
やっと本当の蕎麦の楽しみ方がわかってきたかな?  もっといろんな所に行って各地の蕎麦と蕎麦つゆを楽しんでみたいですね!  
感謝といえば、野麦の店主。 お客さんへの感謝の言葉がすごく多いです。

皆さんに愛されるお店の理由のひとつは、お蕎麦が美味しいのは勿論ですが、店主の姿勢もあるのでしょうね。 私も野麦には感謝です。  蕎麦つゆの楽しみ方に目覚めさせていただきました。


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松本城 様々な表情の天守閣 

現存する五重の天主の城は、姫路城と松本城だけ。 姫路城は行ったことがありますが、松本城は初めて。

上の写真は、お馴染みの松本城のアングルですが、確かにこのアングルが一番いい。
本丸からの天守閣。 内堀側からの天主閣は威圧的なのですが、本丸からの姿は、気品があり、秀麗なのが興味深いです。 きっと江戸時代に増築された左の月見櫓がそうさせているのでしょう。 

外観は5層ですが内部は6階建です。 城の内部の階段は、60度もありかなり急です。

よくよく考えると、天守閣はは不思議な建物です。 実用的には城内外の監視ぐらいにしか使えない。 しかしこれだけ大きく頑丈な基礎を作って、太い柱を何本も使うのですから、莫大なお金がかかるはずですが、到底、 監視目的に見合う費用とは思えません。

天守閣を流行らせたのは豊臣秀吉だそうですが、天守閣は豊臣秀吉の権威の象徴戦略で、大名や民衆に「凄い」と思わせる心理的効果に莫大なお金をかけた、という方がわかる気がします。
沢山の観光客がきていました。 海外からの観光客も多く、英語圏と北京語、広東語圏以外の国の方も多かったように思います。 

城の外では、鎧武者と忍者が一緒に記念写真に納まってくれ、海外の方の行列ができていました。 この時、日本人で記念写真に並んでいたのは、、私どもだけ。。。。

前に並んでいたイタリア人(たぶん)夫婦のシャッターを押してあげました。
天主からの写真 冬だといい景色なのでしょうね。。。
藤が満開でした。 良い香りが辺りを包んでいました。

本丸でやっていた野点 一人五百円 おやじは、茶の作法が面倒なので、家内のみ参加。
あれ、抹茶でなくて煎茶ですね。  
野点は茶室の作法の全てが必要ではなく、おもてなしの心を第一番として柔軟な対応をすることが重要だそうです。 

野点の原点は、「天正15年に豊臣秀吉の九州平定という戦いにお共をした千利休が、現在の福岡市東区である箱崎の松原でお茶をたてたことが「野点」の始まりだといわれているとのこと。  ここまで知ると、やっぱり参加すればよかった。 あとの祭り。。。

松本城の天守閣は見る角度で表情が違い興味深かったです。 四季折々でも違う表情を見せるのでしょう。 是非冬の初めの表情を見てみたいですね。 あ、豊臣秀吉の権威の象徴戦略にしてやられたかな。
  
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