大澤温泉 「鮎の茶屋」 ワイルドな隠れ茶屋

 ネットで見つけてから、ずっと気になっていた「鮎の茶屋」でした。 着いたら、「モクズカニの釜茹」の張り紙が、、、やった! 大きなモクズガニ(ズガニ)でした。 味は、上海蟹に似ていますが、上海蟹のほうが濃厚かな。 茹でズガニは、去年食べられなかったので大満足。  
鮎は、とても新鮮です、、ピチピチしたままテーブルでBBQなので、こっち見られると、どうもねぇ、焼いてもらったほうがいいかなぁ、、肉は猪で、旦那さんが山で捕ってきた猪だそうです。 歯ごたえがあって、脂が乗ったしっかりとしたお肉でした。 


モクズガニ、鋏の毛が特徴ですが、サルカニ合戦の別伝で、カニがサルから奪ったカキを持って巣穴に逃げ込む。 サルが怒って「それでは巣穴に糞をひり込んでやる」と言って尻を向けたので、蟹がサルの尻の毛を鋏でむしった。 それ以来、サルの尻から毛がなくなり、蟹の鋏には毛が生えるようになったという、、なんて話があるそうですが、好きですねぇ、こういう話。
 お目当ての「鮎ごはん」 (一昼夜炭火で焼いた鮎を半日煮込んだ出し汁と2年間ねかせたウルカの旨み汁をいれた鮎ごはん。 と書いてありました。) ウルカは、鮎の内臓の塩漬けだそうです。  一昼夜焼いているだけあって、鮎はきれいさっぱり食べられます。 ご飯は、茶飯のような、麹のような、独特な味がします。 秘伝のご飯、てな味です。 
モクズガニ、鮎の茶屋、昨年からの宿題を一挙に解決です。 鮎の茶屋は、隠れ家的なお店で、さらに想像以上にワイルドでした。

ここから一路、お祭りで賑わう三島へ向かいレンタカーを返し、伊豆旅行を終えました。 
できれば、松崎町を見て回りたかったのですが、次回の宿題としましょう。 今年の伊豆旅行、実に濃厚な小旅行でありました。  

 

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