さて、楽しみな夕食です。
八寸
巻鰤チーズ、もずく酢、とろろ芋、蟹胡瓜、湯葉と雲丹
もずくには蛸とハーブ 蟹にはキャビアが少し、とろろにはイクラと海苔、美味しいものが少しづつ、彩も添えていました。巻鰤チーズ(竹の中の右側)が特に強く印象に残りました。
お酒に揺らぐ光 by 家内
上の写真は、先付け 鱧の土佐酢ジュレ 透明な受け皿に水を浸して浮き球が2つ
涼しげなお皿からは、風鈴の音が聞こえてきそうです。
。
先付けの心太(ところてん) 梅ぶどう 心太は自分で押しだします。
夕方6時 岩礁が夕陽に染まっています。
窓側のテーブルに海に向かって席が用意してありました。
夕焼け、夕闇へと変わってゆく海を眺めながらの夕食です。
光と影が織りなす美しさに心が和らいでゆきます。
これはなかなか味わえない景色です。
お酒のおつまみに、追加した五種盛り ハタハタやいわし、ホタルイカの干物やアワビアワビ、カラスミやカレイの卵
鬼灯(ほおずき) 食べられるほおずきだそうです。 程よく甘く、そして酸味も少しあり、新感覚の味でした。 干物によく合う!
お造り 太刀魚、ノドグロ、アジたたき、アワビ、カンパチ、カツオ、マグロ、甘みが印象的なお造りでした。
日本酒の飲み比べセット
ほんのり素材の甘みを感じるお汁でした。
お皿も楽しみの一つ。
上の写真は、家内絶賛のお皿。 欲しい! だそうです。
九谷焼の箸置き
ズワイ蟹 そういえば蟹一匹プランでした。
焼き物 丸茄子の味噌グラタン 伏見唐辛子 能登牡蠣のフライ これ美味しいです。
牡蠣も肉厚でまろやか
夜7時を回ろうとしています。 日の入りはとっくに過ぎたと思いますが、
遮る物がない洋上の雲の上が茜色に染まっています。
お味もよかったのですが、お皿も素敵でした。
丸い模様が光の加減で金色に輝いたり、銀色に輝いたりします。
白熱灯の光が当たると金色になり、蛍光灯だと銀 面白いお皿です。
夜7時半
海は暗闇に包まれようとしています。次第に部屋の白熱灯の光が部屋を演出し始めました。
そして、能登地鶏ご飯
美味しかった。家内は満腹で今は食べられないが、どうしても食べて見たい、とおにぎりにしてもらい、夜食でいただいて美味しかったと感動していました。
おやじは満腹の上に酔っ払いで、味がもうわからなく(覚えていない?)なっており、あとで美味しかったと聞いて、なんだかすごく損した気分に包まれ、、ですが、家内の満足が一番であります。
デザートはチーズタルトにフルーツ
お皿の上の黄色いアクセントはマンゴーソース
食事処はこんな感じで、ソーシャルディスタンスが保たれていました。
窓際の席だったのは幸運でした。
能登の食材は太く力強いお味がするのですが、繊細なソースや味付けで料理全体を調和させた美味しい料理でした。 お味だけでなく、お皿の演出も素晴らしく、日本海の光と影の演出もあり、テーブルの空間が彩で包まれた小宇宙! 素晴らしいお食事であったと思います。