優香苑 朝食編

さて優香苑の朝食です。 朝食はバイキング やっぱり窓際の席が特等席ですね、、
三陸のお漬物
おやじのチョイス  さらっとが朝食のテーマでした。
優香苑はいろいろな旅館紹介サイトで表彰され、また、温泉紹介番組にも取り上げられ、さらに、TVのロケに使われています。 映像映えするお風呂なのは確かで、泉質も良いですし、現代の日本の温泉宿はどうあるべきか、を真面目に探求しているような印象のお宿です。 

も一度来てみたいですが、、タバコ臭がするお部屋は勘弁して欲しい。


タクシー
 

熊出没注意の看板が旅館の裏手にありました。
カメムシの除去方法とてんとう虫の逃し方の解説。 むむ、この扱いの差が少し引っかかります。


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優香苑 風呂編


優香苑のお風呂は、とても広い露天風呂がある”とよさわの湯”と、夜はライトアップで幻想的な”こもれびの湯”、日帰り温泉で広い庭園を眺めながら入浴できる”なごみの湯” があります。

Ph9.3のアルカリ性で、所謂美肌の湯です。肌にまとわるヌルヌルがはっきりとわかるアルカリ性温泉は久しぶり。 ちなみにヌルヌル度おやじランキングでは、Ph10.3の広澤温泉の玉翠楼(ここ→)、Ph9.6梅ヶ島温泉のいちかわ(ここ→)の次ぐらいでしょうか。


「こもれびの湯」は、幻想的でした。冷たい外気の漆黒の闇夜に露天風呂に浸かっていると、視線の先にはライトアップされた木がポツンと湯面に浮かんでいます。淡い光に揺らぎながら立ち昇る湯煙を辿って夜空を見上げれば、三日月が冴えた光を放っている。。そんな闇に映える光を演出した露天風呂でした。




「なごみの湯」は、やはり闇の中にライトアップされた庭園を見ながらの露天風呂です。かなり広い露天風呂でした。日帰り温泉のなごみの湯までは、ワゴンでピストン輸送してくれます。ほんの1分ぐらいです。
この坂を登った右手がなごみの湯
写真の右の緑色のライトは、露天風呂の庭の照明だと思います。

「こもれびの湯」での視線は、湯面から天空へ、そして川のせせらぎが木霊していいる露天風呂です。
 
「なごみの湯」での視線は、庭のガーデンライトを追う横方向に、そして湯が流れ落ちる音だけが響く静寂の露天風呂です。

どちらの露天風呂も、光の演出に誘われて、ゆっくりと心の凝りがほぐされ、次第に穏やかに、そして明鏡止水の心境へ、、、ゆったりと瞑想に入れる露天風呂であったように思います。


一方、「とよさわの湯」は世俗に帰るお風呂でありました。
とにかく広い露天風呂なのですが、隣の建物にカラオケがあり、会社の団体さんが新年会をやっていてカラオケと酔った濁声と歓声が響いてきて、うーん、忘れてしまいたい、忘れていたはずの数々の失敗がフラッシュバックし、後悔の念がソンビのように蘇ってきます。勘弁してくれー!! 

で、どうしたかですか? もちろん、も一度「こもれびの湯」へ。


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優香苑 夕食編

さて、優香苑の夕食です。 赤色の食材が多く、艶やかな食卓でした。 

小鉢 (鮑、三陸鮑肝豆腐、茄子ソース、大黒湿地芹、芽かぶ醤油)

前菜(鴨林檎パイ、牡蠣オイル蒸し、鮟鱇奉書巻、蓮根胡麻豆腐塩辛焼、水菜) どれもこれも綺麗で箸をつくつけるのを躊躇ってしまいました。
お造り
鍋物の具 岩手牛 柔らかなお肉でした。
鍋物のスープは、南瓜スープ仕立てです。美味しいスープで、おやじは南瓜はあまり好きではないのですが、スープはさらって完食でした。
これはおやじの別注 ”岩魚の骨酒”  
蒸し物 蕪霙(みぞれ)絞り 鱶鰭 べっこう餡
煮物 鮭白菜巻き 大根 竹の子 梅人参 ミニ青梗菜 柚子味噌餡
焼き物 鮃彩り素焼き もち麦リゾット風 野菜ピクルス 南部あられチーズ押し
これ美味しかったです。 握り寿司みたいにパクッと食べると口の中に宇宙が広がりました。これもう一度食べたいです。
豆ご飯、山芋汁
水菓子
食事は大広間でいただきました。  楽しめた夕食だったかな。


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岩手花巻温泉峡 宮大工建築と源泉掛け流しの湯宿 山の神温泉 優香苑

松島を後にして、ツアーバスは東北自動車道を北上。 今日のお宿に向かいます。 景色はだんだんと雪景色へと変わってきました。
高速を降りて花巻大曲道に入ると雪が深くなってきました。
今日のお宿は、山の神温泉 優香苑です。
宮大工建築と源泉掛け流しの湯宿が謳い文句のお宿です。

ロビー 宮大工建築を謳うだけあって、天井が格子天井です。
館内の至るところに宮細工の格子が施されています。
ホテルのルームアレンジ。 三階建てのロビー棟を中心に、2階建の宿泊湯が渡り廊下で結ばれています。  中国で地方の老舗の旅館に宿泊したことがあるのですが、建物がこのようなアレンジだったような。。また、ちょっとしたところが中国の故宮を連想させるところがあり、おやじには、中国建築+宮細工といった方がしっくりきます。
通されたお部屋。
お部屋からの眺め。
お茶菓子。。。

お部屋に通されて入室した途端、、う? 煙草臭い! それも強烈です。 これはたまりません。 家内は目が痛いとな。 流石にフロントに善処をリクエスト。 予備の部屋に変えていただけることになりました。
予備の部屋は3部屋あったのですが、2部屋はやはりたばこ臭が強烈。
結局和室12畳の部屋に替えてもらいました。 ここはタバコ臭はありません。  タバコ臭をクレームする宿泊客は多いと思いますので、対策をした方が良いですね。 それにしても部屋の上下共に臭いが強烈ですので、換気設備に問題があるのかもしれません。

それにしてもタバコ臭を気にしながら尖った気分で一夜を過ごさずに済みました。 一生懸命にアレンジをしてくれた宿の皆様に感謝です。
 替えてもらったお部屋は、裏手のお部屋でした。 
窓を開けると豊沢川が見えました。
石垣が組まれており、これはかなりのお金がかかっていそうです。 石垣の向こうが道路で旅館からは優香苑の施設か山しか見えず、優香苑の宇宙をここで作り上げています。
道路に面した石垣の上には日帰り温泉”なごみの湯”があり、旅館からも行けるように連絡エレベータを建設中でした。
部屋数に比べて敷地は広大です。バブル期に計画されたリゾートホテルという雰囲気ですが、敷地の形状から別世界が顔を覗かせているような感じで、不思議な魅力があります。
別棟の日帰り温泉や新棟の建設も進められていて、魅力的な温泉リゾートとして発展しそうです。

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