さて、お楽しみの夕食です。 お月見を連想する前菜です。
右は先付け 南瓜豆腐 銀飴。 左のお皿は、前菜で、木耳琥珀寄せ、紫芋茄子見立て、青立つ土佐煮、順菜、枝豆クリームチーズ。 先付けは、小さく完成された芸術品のようで、器を手に取ってじっと眺めてしまい、食べるのを躊躇するほど。 前菜は、一品一品の味の取り合わせ、甘い、辛い、酸っぱい、塩辛い、苦い、、五味を表現?? 家内は前菜から大絶賛を開始。。。吸い物は、桃の冷製スープ。 これは控え目な甘さの桃のスムージーです。
お造りは、茜鱒重ね造り、五月鱒、身延湯葉
鱒はからし酢味噌でいただき、湯葉はわさびとお醤油でいただきました。 原材料でも薬味でも楽しめる繊細なバランスの料理で、一工夫のさり気なさが粋です。
おやじはこれでノックアウト。 岩魚の骨酒。 熱燗に焼いた岩魚が入っています。 味はフグのひれ酒とよく似ていますが、こちらの方が香ばしさがやや控え目です。香ばしさと岩魚の旨味が口に広がって、なんぼでも飲めそうでした。
温野菜味噌フォンデユ仕立て 美味しくて、お皿が綺麗になるまで味噌をいただきました。
どんぐり麺 冷麺とお蕎麦の中間みたいなお味が印象的
岩魚幽庵焼き これ美味しかったな。 頭から尻尾まで綺麗さっぱりいただきました。骨がしっとりとしていたのが印象的。
甲州牛の溶岩焼き。 もも、肩、しんたまの3種類。 しんたまは、馴染みのない味だったせいか、すごく美味しく印象的でした。
新蓮根御飯 この頃には酔っ払っていて、美味しかったのは覚えているのですが、どのように美味しかったのかが、、、、、思い出せん。
デザート 食べてゆくと、、、、
お皿の底からハートが現れました。。。。粋な演出。。。
慶雲館のお料理は、かなりのハイレベルではないでしょうか。 一品一品全てに趣向が凝らしてあります。 家内は、お塩やお醤油に頼らない味付けを大絶賛。 今までの中ではNO.1だそうです。
慶雲館の春夏秋冬の料理を楽しんでみたい、そう思わせるお料理でした。