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荒俣狭 |
納谷寺を後にして、向かった先は荒俣狭、そして長寿庵。
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長寿庵と荒俣狭 |
長寿庵は、営業中と書いてありましたが、誰もいません。 あきらめて車で帰ろうとすると、丁度、女将さんと料理人さん(母と息子さん?)が山から帰ってきました。 ラッキー! ついています。
メニューはなく、川魚料理コースでいい? 岩魚のお刺身はどうする? と聞かれ、両方ともお願いです。
長寿庵の部屋からの景色。 自然度満点な景色に、思わず、おーっと声をあげてしまいました。
これも長寿庵の部屋からの景色。
鮎は炭火で焼き30分はかかるとのことで、待つ間に荒俣狭を散策。
みょうがの胡麻和えとわらびの前菜の後に、岩魚のお刺身です。 初めてです。
お味は、サンマのお刺身に似ているような気がしますが、ぷりぷりしていて、生命をいただいていることを意識しました。 こんな気持ちははじめてです。
落ち鮎の塩焼き 太い鮎でした。 炭でじっくり焼いているので、内部が暖かく、そして頭から尻尾まで綺麗さっぱりいただきました。 塩加減も絶妙で、薄味大好きの家内は大感激。 「今までいただいた鮎の塩焼きのなかで最高のお味!」だそうです。 女将さんそれ聞いておお喜び。
岩魚の天ぷら さくさくしていてこれがまた美味しい。 油っぽさがまったくない。 いやぁ、久しぶりに美味しい魚の天ぷらいただいた! もちろん頭から尻尾まできれいさっぱりいただきました。 大感激です。
最後に、すぎひら茸(?)のお味噌汁とごはん。 夫婦で、美味しかったね、美味しかったね、と繰り返し言いながらいただきました。
風が吹くと、黄金色の落ち葉がきらきら舞っていました。
大自然の景色x素材x料理任の腕x女将さんの人柄で、最初から最後まで、感激しながらいただきました。
長寿庵で川魚料理を頂けてよかった。 もう一度、ここに来たいですね。 女将さん元気でいてください。