茅ヶ崎 蕎房 猪口屋 +0.25

週末に蕎麦屋に行くようになって半年。 蕎麦の味がわかるようになってきたようです。 食ベログの評価点は、信頼性が高いということもわかってきました。

評価点 3.5クラスのお蕎麦屋さんは、コシ、ノド越し、香り、お店の雰囲気の4点の平均点はみな高いのですが、どれかひとつがややもう少し。 ですがレベルは高く、近くにあったら食べに行く価値は十分あります。
 
評価点 3.7クラスのお蕎麦屋さんは、4点とも平均以上で、ものすごく美味しく、遠くても、わざわざ食べに行くだけの価値は、十ニ分にあります。 一度は行くことをお勧めします。

さてさて、今日は、「蕎房 猪口屋」へ。 評価点なんと3.95! 神奈川県蕎麦No.1で、図抜けた評価です。 どうだとこんなに高い評価になるのでしょう。 興味津々です。

12時半に到着。 受付表では7番目ぐらいでしたが、予約の方がどんどん入ってゆきます。 待つこと20分ぐらいでしょうか。 カウンター席へ。 メニューには、「冷たいおそば」と、「温かいうどん」です。 「カレーうどん」が評判のようですが、お蕎麦一直線で、ざる蕎麦をオーダー。


来ました「ざるそば」。 蕎麦は、粗挽きなのでコシは十分ありますが、ノド越しもよく、流石です。 
が、他の評価点3.7クラスのお蕎麦と味が格段に違うわけではありません。  確かに出汁の香りも素晴らしいですが、+0.25がつくほどの差ではないような。 

うーん、なぜ+0.25??と思いながら、美味しいなぁ、でも、なぜ3.95? と蕎麦を手繰っていたのですが、、
ざるそば 大盛り 
、、、半分ほど食べ、山葵をちょっとお汁に溶かして、お蕎麦を手繰ったときに「!!」たぶん、目をひんむいていたと思います。 

口の中の豊穣感、豊かな自然の恵み、とでも言いましょうか、はじめての味わう旨みの深さです。 実に豊かな味です。 蕎麦食べて、豊かな味、なんて思ったのは初めてです。 これだったのですね「+0.25」。
追加で頼んだ蛤椀(右下) 美味しかったです。
そして、そば湯。 そばつゆを少しまぜると、芳醇な香りがしてきて、出汁が自己主張をはじめたようです。 これも初めての感覚。 これかぁ、+0.25。 素晴らしいですねぇ、、、深いですねお蕎麦。

大満足です。 お店のかたに自然と頭が下がってしまいました。

お店を出ると、、、TAのOTK3兄弟のおばあ様にバッタリ。 えー、こんなところで、とお互いびっくり。 お近くにお住まいなのだそうです。 こんな遠くから試合観戦に来ていたのですね。 でも、いいなぁ、、、猪口屋に近くて。