笛吹川温泉坐忘の朝食です。
食事は、一番奥にある離れでいただきます。
朝食は一の膳と二の膳があり、一の膳は茶懐石風一の膳の前にいただいたのが、温もの手作り豆腐 最初は味が薄めだなあと思ったのですが、だんだんと口に運ぶ匙の回転が早くなってきました。あれ? ハット気がつくと、いつの間にか出汁や生姜が豆腐にからまって味が濃くなっていました。これには驚くとともに、素晴らしい料理に出会ているだと、感動してしまいました。
サラダのドレッシングが特筆もの 真ん中のピンク色のドレッシングは柿のドレッシング
折敷 右奥のうずらの卵がのったマグロのすき身 美味しかった。
これは二の膳の甲州名物おざら 信玄の瓢箪型のお弁当箱で、信玄箱というのだそうです。
中が四段に分かれて、つゆ、おざら、薬味が入っています。
水菓子 お皿がお洒落。
折敷 右奥のうずらの卵がのったマグロのすき身 美味しかった。
これは二の膳の甲州名物おざら 信玄の瓢箪型のお弁当箱で、信玄箱というのだそうです。
中が四段に分かれて、つゆ、おざら、薬味が入っています。
水菓子 お皿がお洒落。
坐忘ならでの朝食ですね。。。素晴らしい。 あの豆腐もう一回位食べたいです。
本館の二階に、ライブラリがあります。 様々なジャンルの本や雑誌、そして絵本も置いてあり、珈琲、紅茶、ワインがフリーでいただけます。
置いてある本は厳選されていました。
パラパラとめくっただけで惹き込まれてしまう本ばかりです。
一部の本は買うこともでき、おやじも家内も一冊づつ買って帰りました。 おやじが買ったのは、「弓と禅」という本で、ドイツの学者が戦前に日本に滞在し、禅とは何かを知るために弓道の弟子となり修行を重ね、禅とは何かを悟ってゆく過程でわかった事を書き記した本です。
おやじもこの本を読んで、なんとなく禅とは何かをほんの少しだけですが理解したように思います。
このお宿は、禅の精神が貫かれたお宿道のお宿のように思います。 宿の心配りがさり気ないので気がつかないのですが、心地よさに後から、ああ、なるほどと気が付く事が沢山ありました。 本当に心地良い旅館です。 明日にでももう一度泊まりたいお宿です。