小涌谷 岡田美術館

先日の日曜日は、箱根美術館の紅葉を見よう! と出かけたのですが、小涌谷で風神、雷神の壁画を見かけ、急遽「岡田美術館」へ。
 足湯や庭園があり、規模の大きな美術館ですが、本年10月にオープンしたばかりとかで、なんとなくぎこちなさがあります。 

カメラ、携帯は金庫に預け、入場料を払うときに、びっくり。 えらい高い。 えー、、と思いつつ、きっと良い物が展示してあるの違いない、と支払います。 そして、金属探知機。 ずいぶんと厳重です。
さて、展示物は、、中国の青銅器、鼎、、、ずいぶんと精巧であると初めて知りました。 さらに、中国の三彩、白磁青磁、景徳鎮の陶器。  そして、土偶、埴輪、古九谷焼、屏風、掛け軸、尾形光琳、長谷川等伯、、、、、ここのコレクションは、繊細なものが多いようです。 上海美術館でも陶磁器は数多く見たのですが、ここの展示方法が良いのでしょう、新鮮な感動でした。 陶磁器に見入っている己にも結構驚きです。 (年取って、ついに骨董かぁ?)  5階建てで、じっくり見ると結構くたびれます。 外に足湯があるのも納得。


 せっかくだから、と庭園も見て回りました。 庭園といっても軽い山登りです。 庭園はまだまだ未完成。

足湯に浸かって、俵屋宗達の風神、雷神の大壁画をみながらコーヒーをすすっていると、いろんな想いが浮かんできます。   笠森観音の風神、雷神は、確かにこんな顔してたなぁ、、
、、でも、入館料2,800円はすごく高いなぁ、、、、うーん、個人のコレクションのようだけれど、展示品の入れ替えはあるのかなぁ、、、今日は、ずいぶんとお金つかってしまったなぁ、、、、でも価値はあったよなぁ?、、、、金は天下の廻りモンだ、よ、なぁ、、、何が廻ってくるのだろう、、、、

と、ゆっくりした後、岡田美術館特製鯛弁当をおみやげに買って、家路へ、、、、
東名高速道路事故超大渋滞が廻ってくるとは露ほども知らずに、、、、

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箱根 手打ち蕎麦 竹やぶ 懐石料理のような、、

綺麗に富士山が見えていました
 TVでは、箱根の紅葉は見ごろ、、と放送しています。 よっしゃー今日は、箱根へ! 
 まず、蕎麦! と「手打ち蕎麦 竹やぶ 箱根店」へ。  江戸三大蕎麦老舗の「砂場」、「更科」、そして「藪」。 正統派江戸蕎麦。  鴨川の「打墨庵 加瀬」のご主人は、竹やぶで修行したとか。 加瀬のお蕎麦は、会席料理のようなお蕎麦でした。 ここはどんなでしょう。
お店は、研修施設が多い姥子にあります。 看板とナビに導かれておそるおそる入ってゆくと、、、蕎麦屋というより芸術家のおうちです。  店内も、アートです、、発想が自由。 
店内の様子
さてさて、そばがき、田舎又はせいろ、にしんそば(小)、甘味の「旅三昧」をオーダー。 お隣の席でお蕎麦を手繰ると、御汁の匂いが漂ってきます。 わお、期待大です、、、来ました来ました、まずは、そばがき。  すっかりそばがき好きになった家内が感激しています。 柔らかくて美味しいです。 が、衝撃的というわけではありません。
せいろそば
そして、せいろ、、繊細でふわふわした感じです。  ここまで繊細なのははじめてかも。
田舎そば
 田舎そばも細くて繊細。 これはすごい。 せいろより、ほんの少し固いだけで、田舎そばでも繊細です。 

まるでシフォンケーキを連想するような軽快で、さらに繊細なお蕎麦です。  家内は、玉子とじそばみたいな食感と言っておりました、、わかりますでしょうか、、、するっと、ふわっとしていて、うーん、まるで仙人の懐石料理のようなお蕎麦。 いい蕎麦いただきました。 

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千葉長南 田園カフェ のんびりと米粉パン

さて、称念寺の龍に圧倒された帰り道、”田園カフェ”の看板に吸い寄せられました。
とても開放的なCafeです。  建物は新しく、月、火、水休み、、引退後に夫婦ではじめたCafeなのでしょうか、、、、
店内はご近所?の奥様方が、ピーチクパーチク、、家庭の一仕事終えたような女性やら、ご近所の女性に人気のお店のようです。 男性は、おやじと、外でワンコと一緒に苗木に水をやっている長靴のマスターのみ。
お腹が一杯だったのですが、家内が自家製米粉パンに別腹となり、クランベリー&クリームチーズ、チョコレート、くるみ入りオレンジピール、黒豆入り 米粉パンを購入。 紅茶と一緒にいただきました。

クランベリー&クリームチーズ米粉パン 美味しかったですねぇ、、、気に入りました。 
さて、帰ろうか、とレジにゆくと、奥様が米粉パンを3個ビニールに包んで渡して、「ごめんなさい、紅茶あわててつくったので、あまり美味しくなかったかも。 これ、持って帰って。」

あれ、まぁ、、、「かなうち」では、蕎麦0.5人前もらって、今度はパンです、、、近所づきあいに、私どもも加えてもらったような気分。

にっこり素直に「いいのですか? ありがとうございます。 米粉パン美味しかったですョ」と遠慮なくいただきました。

外で、これまた人のよさそうなマスターとカメラ談義、、、 のんびりと好きなことをしている感じです。 いいなぁ、、、

近所の速度取締で凹んでいたのですが、千葉長南ですっかり癒された日曜日でありました。

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千葉長南 称念寺 波の伊八 龍三体の図欄間三間一面 

圏央道、茂原長南インター近くに、称念寺というお寺があります。 
 ここの 波の伊八 作 「龍三体の図欄間三間一面」を是非とも見てみたいと思っていました。
 中門の垂木の彫刻は、龍です。 秘めた力強さを感じさせる意匠建築物です。

 さて、本堂。 お目当ての「龍三体の図欄間三間一面」は、ガラス越しから見ることができました。

覗き込んで、、思わず生唾を飲み込む。 堂内が暗いせいもありますが、白、赤、青の3体の龍が波をうねっています。 正面の白い龍の迫力は凄いものです。 この龍、この波、、波の伊八。

堂内には入れず、また、堂内撮影禁止と外に貼紙がありました。 ガラス戸の外からでもダメということなのでしょう。 もし、ポストカードが売っていたなら、買ったのですが、、、

称念寺は、観光色を一切排除し、人っ子一人いません。 まるで時間が止まったような場所でした。 ここにこのような素晴らしい文化財があるとは、、、

ですが、龍三体は、埃をかぶっているように見えますし、 外の彫刻は、痛みが激しい。 是非とも後世に残るようにと願うしだい。

左は、ネットで見つけた長南町の広報誌の表紙を飾った「龍三体の図欄間三間一面」の白龍。

欄間の全体像は、このHPが紹介しています。(⇒ここ

伊八の欄間、見て回りたくなってきました。 行元寺、称念寺、あとはどこにあるのでしょうね。

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千葉 山形の手打ちそば 「かなうち」 新そば 

昨日は、25年ぶりの速度違反。 入れ食い状態で検挙していました。 どうもはめられた感じがぬぐえず、不愉快な一日であります、、、今日は、凹んでいる場合ではない! 「かなうち」の新そば食べに行くっ! (こじつけ) 11時45分ぐらいに着きました。 前よりは空いている感じです。 

板そば、大盛り! と頼んだら、大盛りはないのだそうです。 30食しか作れないので、大盛りはできないとのこと。 では、家内と二人で、そば3枚をオーダー。   
板そば
お店には、山形出身のかたが何人も来ていたようです。 おやじが2枚と頼むと、「2枚だって、あらー、よく食べるわ」、「食べられるうちに、食べときゃぁええねん」、、、うむむ、お隣のテーブルの話の種になっております。
新そば、瑞々しいです。 前も美味しかったのですが、新そばのほうが、活きがいいような感じがします。 

そんなところへ、、大将が黒いお皿に蕎麦を盛って持って来ました。 「ごめん、こういう蕎麦作りたかったんだけど、、、、」、、、(えー!?、前回は、茹で過ぎ、今度は何だぁ?)
大将が持ってきた別のおそば
大将が持ってきた蕎麦、ツルっとしていて、さらに美味しいです。 これはこれは、かなりレベルの高いお蕎麦になっています。

大将、皆さんに謝っていましたが、、最初の蕎麦でも十分美味しいのですが、、、ほんのちょっとしたことで、味が随分と変わることがよくわかりました。  そして、、、2.5人前ぐらい食べたことに、、、お腹一杯じゃあ、、、

さて、帰ろうとすると、なんと! もう閉店となっていました。
 12時40分。  

かなうちのお蕎麦は、年々味が進化してゆくのでしょう、、、




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こちらも「かなうち」 (ここ⇒

立川 昭和記念公園 紅葉

紅葉のシーズンがやってきました。 紅葉見ごろ、らしい昭和記念公園へ。
入り口近くの風景、、、
日本庭園
日本庭園の楓は、見事に色づいていました。 紅葉、黄葉、、、濃い赤、薄い赤、見事です。 また、沢山の人出、、そしてカメラ。 (人のこと言えませんが、、)
清池軒からの眺め
清池軒からの眺めは、思わず息を呑むほど見事。  窓からの景色は、景色の上下を切り取ったパノラマ映像を見ているよう。  
紅葉
ここの日本庭園の紅葉は、色が濃いようです。 手入れが行き届いていると赤くなる?
こどもの森
しかし、昭和記念公園は広いですね、、立川の住人の皆さんがうらやましくなってしまいました。

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千葉長生郡 笠森観音

さて、笠森観音です。 
参道(女坂) 急な男坂もあるようです。
巨大な杉の古木が林立し、参道からは気があふれ出しているような圧倒感があります。

三本杉は、根元のところから三本に分岐していました。 そして、霊木の子授楠。 タレントの梨花がここをくぐって子を授かったとかで、有名になったとか。 子授楠の前には、芭蕉の碑。
仁王門 風神(黒) 雷神(赤) 閻魔大王
さて、仁王門。 笠森観音では、金剛力士像ではなくて、風神と雷神が守護しています。 裏には閻魔大王。 風神と雷神は、ど迫力です。 風神は口を空け、雷神は口を閉じているので、阿吽をあらわしています。 それにしてもすごい形相。 ガラモンは、このふうじんがモデルなのでしょうか。 よく似ています。
仁王門を抜けると、本堂が見えます。 本堂は、おにぎりの形をした岩の上の空中に、お寺が建立されています。  あれ、本堂には、仮設足場が、、な、なんと、補修工事中で、お寺のなかに入れません。 あれ、まあ 残念。
、、、ですが、家内と顔を見合わせ、にやり。 異口同音に、「また来ましょう。 「かなうち」の新そばもあるし、、、」 
笠森観音は、春や紅葉の季節は綺麗でしょうね 
天台宗 ハワイ別院総長 了寛さんの絵説法
そして、黒招き猫。 話題に事欠きません。 また来ます。


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千葉長生郡 山形の手打ちそば 「かなうち」 

今日は、文化の日(憲法公布日がなぜ文化の日になるのでしょう、と思いつつ)、千葉の笠森観音に行こうと出発。 まずはお昼。 笠森観音近くの「かなうち」へ、、、

山形そば、ということなので、期待が膨らみます。 なにしろ、おやじが、蕎麦に開眼したのは、20年前の冬。  山形に仕事で一ヶ月滞在し、山形のお客様に蕎麦をご馳走になってから。 本当に美味しく、蕎麦ってこんなに美味しいのかっ!  今まで食べてたお蕎麦は、いったいなんだ! (多少オーバーですが、、) 衝撃的な出来事でありました。 

それ以来、家内には山形新幹線で山形に蕎麦食べに行こう! と言い続けているのですが、冷たい顔で「馬鹿である。」との回答。 山形の蕎麦の美味しさを知れば、もしかして、、、
ナビ便りに角を曲がるのですが、かなうちの看板を見つけてほっとします。 小道をはいってゆくと、ありました。 農家の一軒屋をそのままお蕎麦屋さんにしたようなつくりです。 
 30食限定だそうで、早速 板そば、天板そば、ニシンの甘露煮をオーダー。 山形では、冷たいお蕎麦と、暖かいニシンの甘露煮を食べるのだそうです。
お客さんと山形旅行に行っているそうです。 (上の写真 真ん中)  わかります。 「山形新幹線で蕎麦食べに行こう!」に賛同するかたが、あんなにいるってことです、、、

強面てですが(失礼)、実はとても人のよさそうな大将と、見るからに優しそうな女将さんは、山形出身のご夫婦だそうですが、とてもご夫婦仲がよさそうです。 一番上のお人形は、お子さんがつくったのでしょうか。 子供の目から見ても仲がよいのでしょう。  
まず山菜と漬物がでてきました。 大将が、山菜、漬物をひとつひとつ丁寧に説明してくれます。 山菜は、山形ならではの味付けをしているそうです。 とても美味しいですョ お茶はエゴマ茶。 


天婦羅、ニシンの甘露煮が出て、しばらくしてお蕎麦がでてきました。 さてさて、お蕎麦。
女将さんが、新そばは、11月5日からなの(えー早すぎたかぁ、)、大将は、ちょっとゆがきすぎちゃった(おーっと、とても正直な大将、、、)、と言っておりましたが、それでも、とてもおいしかった! 

これです。 これこれ。 いやぁ、すんばらしぐ、んめがった、、、、
新そばだったら、もっと美味しいのでしょう。 こいつは、またこなきゃ! 「山形新幹線で蕎麦食べに行こう!」もあと少しじゃぁ!

このお店を出るときに、自然に笑顔がでるようになっていることに気づきました。 よいお店です。 また来たい、心からそう思うお店です。
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PS U-Tubeで、「かなうちは、元おばあちゃん家」(ここ⇒)を発見。
こちらも「かなうち」(ここ⇒








北鎌倉 GALLERY NEST  アジ、味わい、そしてアジ

三毛猫のアジ と アメリカンショートヘアのチャオ
















この日の北鎌倉は、小雨の天気ですが、沢山の人出。 ランチは少し考えて、北鎌倉 「GALLERY NEST」 へ。


広照寺近くの小道の階段を登ってゆくと、三毛猫がにゃぁー、とかけよってきました。 首輪をしているので飼い猫。 それにしても人懐こいです。 そして、まとわりつくようについて来ます。  と、NESTにたどり着きました。
  
この猫は、アジという近所の猫で、お店にお客を連れてくるのだそうです。 でもお店にも猫(アメリカンショートヘアのチャオ)がいて、アジはお店に入ってはダメで、チャオは外に出てはダメ。

アジはお店の中に入りたくてしかたがない様子、お店の外からしばらくの間、中を覗いていました。
お店は、かばんと照明のギャラリー、、で、ランチもいただける。 席は、2人がけx4卓、4人がけx1卓。 着いたときは満席。  店の前は、車が入れる道ではありません。 インターネットの威力だなぁ、、、とか考えながら、猫のチャオをいじりながら待つこと30分。 
家内が望んだNEST特性竹重弁当は、売り切れでした。 で家内は、「キーマカレーセット」とデザートは、「焼きりんごとパイのアイスのっけ」。 おやじは、「胡麻ハンバーグセット」とデザートは、「プルーンの赤ワイン煮」。   キーマカレーは、いけます。 ハンバーグは、家庭的な美味しさ。 

それもそのはず、家族総出で切り盛りしているようです。 お店も、芸術家のおうちをそのままギャラリー兼カフェにしたようです。 

ロケーションは特殊、アジの出迎え、お店は半円形のギャラリー、一アジ工夫した料理、、面白い経験だったなぁ、、、とお店を出ると、、
アジ
にゃぁー、、、っとアジがすっ飛んできました。  あの後、お客さんとともに何度かお店に侵入。 お客さん連れて来てくれてありがとう。 でもはいっちゃダメ、と追い出されていたアジ。 今度は見送り?

バイバイと手を振ってもついてくるアジ。 最後に階段のところでお座わり。 ずっとこちらを見ています、、、、アジに見送られたおやじとおっかあでした。  

  
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