飛騨路 古い町並み と 食べたいリスト

 高山陣屋にほど近い高山古い町並みへ。 沢山の観光客でごった返していました。
 雑貨好きの家内は、大喜び。
 絵になる街です。
 酒屋もたくさんあります。
 みたらし団子もあちこちにあります。 関東のみたらし団子とは少し味が違いますね。
 置物のお店もあちこちに
 うさぎの人形のお店、、

そろそろお腹がすいてきました。家内が食べたいリストを用意していたので、お店を探しながら町並みをいったりきたりしながらの食べ歩きです。
まずは「じゅげむ」で「飛騨牛串焼き」と「コロッケ」 
 町並みの端にある「六拾番」で「飛騨牛つくね」
これは美味しい。 メンチカツの肉だけの味を想像していただければよいかと。温玉トロ煮も美味しそうでしたが、リストを制覇するので一品で我慢です。
 「喜八郎」で「飛騨牛まん」 少し歩き疲れたので、お店の中で飲み物といただきました。
 おぼんというか木製のトレイ
 飛騨牛まん 
お店の間口は狭いのですが、奥はずっと長く、別世界です。お店の方のとても優しい笑顔が印象的で、飛騨牛まんも優しいお味がしたように思います。
「飛騨こって牛」では沢山の観光客が列を作って並んでいます。
切符売り場みたいに飛騨牛にぎりを買うのがなんだか面白い。
飛騨牛「三種盛り」にぎり。 長く噛める大トロみたい。 物凄く美味しい!!  列に並んでも食べる価値が十分にあります。 特性煎餅がお皿です。
並んでも後悔することはないと思います。 お勧めです。
古い町並みの一本外側にあった「助春」の「日本一美味しいミンチカツ」
飛騨牛は肉質、油が上質なのでしょう。これだけ肉ばかり食べても胃がもたれませんでした。

高山の古い町並みの軒を連ねる商家は、奈良井宿や馬籠宿と同じなのですが、なぜか高山の「古い町並み」は新鮮に感じられて飽きませんでした。 来てよかったなぁが実感。

大人気の観光スポットだけあります。 お勧めです。


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飛騨路 高山陣屋

 高山陣屋 代官の職場兼役宅だそうです。
なんと全国にただ一つ現存する陣屋だとか。
 家内が大絶賛の青海波の玄関。 
 代官の所員の執務室(御用場)にある縁側
 役宅の座敷だったかな?
 役宅の居間からの景色。 実に落ち着きます。 日本庭園いい。
役宅からの居間
高山陣屋は一見の価値があります。 なんとも落ち着いた空間で、畳に座って庭を眺めていたのですが、いつまでもそうしていられそうでした。 江戸時代の重役は精神的にとてもリッチな空間に身をおいていたのですね。 なんとも羨ましい。
そうそう、陣屋の前の広場では、朝市をやっています。 
もう11時近かったので、お店は少なかったのですが、誘われるがままに試食しているうちに、美味しさにおやじの手が止まらなくなってしまいした。 家内は申し訳ないと思ったか、それとも、それだけ食べるのなら、と、千枚漬け、ゆず風味の沢庵、醤油漬けの沢庵、お味噌を購入。 毎日のご飯のお供になっています。ここの沢庵は、大根の味優先で、酢や醤油の味は控えめです。 美味しそうでしょう? 

写真は、私どもの後に来た中国系の観光客。  チェゴヘンハオチーと呟いたら試食していました。買ったのでしょうかね。。。。





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飛騨路 下呂から高山へ

 下呂 湯之島館を後にして、向かった先は下呂駅。
 急遽、予定を変更して、列車で高山に行こう! ということになりました。
 9時下呂発の普通列車で高山に向かいます。
 下呂近辺は写真のように、冬とはいえ暖かい日差しの長閑な風景なのですが、上呂を過ぎて右側に大きく曲がり山間に入ると風景が一変。
 雪
 寒々とした風景へ
 飛騨一ノ宮では、一面真っ白
わすか1時間弱なのですが、景色が激変するのであっという間でした。
 列車は高山駅に到着
 高山駅からの風景。 高山は飛騨路のなかで唯一広い盆地になっており、江戸幕府が直轄にしたのもわかります。
 駅に荷物を預け、いざ高山の街の探索へ
 まずは和菓子屋さん!
 次は雑貨屋さん!
飛騨牛にぎり食べたりしながら、
高山陣屋へ向かいました。 高山陣屋の紹介は次回

飛騨路 下呂 湯之島館 お食事

 さて、楽しみな夕食は部屋食でした。 仲居さんの人数がそう多いわけではのでしょうか、先付、前菜、吸い物、造里(お造り)、台物が最初に並べられており、テーブルも赤で食材も赤色が多いので、なんだか賑やかです。
 これは、追加で頼んだ岩魚の骨酒 容器が岩魚の形をしているのですが、冷えてしまうので上の写真ではラップされています。 確かにすぐに冷えてしまいました。 骨酒は慶雲館(これ→)のように囲炉裏鍋のほうがいいかな。
 台物の飛騨牛。 きめ細やかで、とても柔らかく、また香りもよいので、もう一切れ! と言いたいところです。
 尼子の塩焼き。赤い斑点がある魚で、岩魚よりもやや甘いように思いました。

部屋食ということもあり、上海から来たという仲居さんと、仲居さんの日本にくるきっかけとなった話とか、おやじの中国での白酒乾杯経験とか、最近の外国人のお客さんの傾向とかの話をしたり、また、後ろでじっと控えていた新人見習いの青年仲居さんとも話しをしたり、楽しい一刻でありました。

この後、お布団をひきに二人の男性が来ましたが、その手際の良さに家内が感心していました。 おやじは、酒がまわってほろ酔い気分でありました。 おやすみなさい、、、、

翌朝、朝食は大広間に用意されていました。
真ん中の黒い箱は、食べ物箱です。
 開くと、小鉢が入っています。センスのよい趣向です。
 朝食も赤が基調で賑やかです。
 飛騨の名産 朴葉味噌 鮭をからめていただきました。 食が進みます。
 角煮

朝食でも、昨晩話をした仲居さんと新人仲居さんが、少し打ち解けた感じで話しかけてきてくれて、なんだかうれしい朝食でした。
下呂 湯之島館は 昭和6年に建てられたのですから、もう80年近く経っていますが、古いのは古いのですが、もちろん清潔で、創業者の心意気が今でも伝わってくる旅館で、なぜかほっとするのが不思議でした。  伝統的な日本家屋の粋を集めた本格的な木造建築がなせる業なのでしょうね。

昭和初期の建物を維持し、同時に旅館としても維持するのは、なかなかたいへんでしょうが、ぜひとも後世に残していってほしいですね。 応援しています。





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