西山温泉慶雲館 朝食

 夕食は実に美味しくいただきました。。。。さて朝食は、見た目から綺麗です。
 お皿が凝っています。
 薬膳粥。 これ気に入りました。
朝食も楽しく、美味しくいただきました。 ここの料理長は、「平成26年3月第27回全国日本料理コンクール」郷土料理部門において『国土交通大臣賞』を受賞したそうで、また、料理によって8種類の塩を使い分けていると宿のHPに書いてありましたが、頷けます。


春夏秋冬で訪れてみたいお宿でした。
 ギネス認定証 こんなんだったのですね。
 5つ星の宿 認定証

さて、台風で本格的に雨が降り出す前に、山道を抜けましょう。
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西山温泉慶雲館 家内大絶賛の夕食

 さて、お楽しみの夕食です。 お月見を連想する前菜です。
右は先付け 南瓜豆腐 銀飴。 左のお皿は、前菜で、木耳琥珀寄せ、紫芋茄子見立て、青立つ土佐煮、順菜、枝豆クリームチーズ。 先付けは、小さく完成された芸術品のようで、器を手に取ってじっと眺めてしまい、食べるのを躊躇するほど。 前菜は、一品一品の味の取り合わせ、甘い、辛い、酸っぱい、塩辛い、苦い、、五味を表現?? 家内は前菜から大絶賛を開始。。。
 吸い物は、桃の冷製スープ。 これは控え目な甘さの桃のスムージーです。 
お造りは、茜鱒重ね造り、五月鱒、身延湯葉 
鱒はからし酢味噌でいただき、湯葉はわさびとお醤油でいただきました。 原材料でも薬味でも楽しめる繊細なバランスの料理で、一工夫のさり気なさが粋です。
おやじはこれでノックアウト。 岩魚の骨酒。 熱燗に焼いた岩魚が入っています。 味はフグのひれ酒とよく似ていますが、こちらの方が香ばしさがやや控え目です。香ばしさと岩魚の旨味が口に広がって、なんぼでも飲めそうでした。
 温野菜味噌フォンデユ仕立て 美味しくて、お皿が綺麗になるまで味噌をいただきました。
 どんぐり麺  冷麺とお蕎麦の中間みたいなお味が印象的
 岩魚幽庵焼き これ美味しかったな。 頭から尻尾まで綺麗さっぱりいただきました。骨がしっとりとしていたのが印象的。
 甲州牛の溶岩焼き。 もも、肩、しんたまの3種類。 しんたまは、馴染みのない味だったせいか、すごく美味しく印象的でした。
 新蓮根御飯 この頃には酔っ払っていて、美味しかったのは覚えているのですが、どのように美味しかったのかが、、、、、思い出せん。
 デザート 食べてゆくと、、、、
お皿の底からハートが現れました。。。。粋な演出。。。

慶雲館のお料理は、かなりのハイレベルではないでしょうか。  一品一品全てに趣向が凝らしてあります。 家内は、お塩やお醤油に頼らない味付けを大絶賛。 今までの中ではNO.1だそうです。 

慶雲館の春夏秋冬の料理を楽しんでみたい、そう思わせるお料理でした。 

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西山温泉慶雲館 露天風呂

慶雲館には6つのお風呂がありました。 上下の写真は、一階(川沿い)にある白鳳の湯
湯量が豊富なので、源泉掛け流しなのだそうです。 お湯の温度はややぬるめなのでいくらでも浸かっていられます。
硫黄の匂いが少しして、ph9で若干ヌルヌルしたお湯です。 梅ヶ島温泉 旅館いちかわ(ここ→)もpH9でしたが、ヌルヌル度合いとしてはいちかわの方に軍配が上がります。ちなみに、今まで行った温泉で一番pHが高かったのは、丹沢廣澤寺温泉 玉翠楼(ここ→)で、pH10.1 ここは相当なヌルヌルでしたね。。。

ここの温泉の特徴は、硫黄の匂いでしょうか。 風呂から上がっても、体からふんわり硫黄の匂いがするので、温泉に浸かったな、という気分を長く味わえます。
下の写真は、四階にある内風呂の桧香の湯です。 山深い地に2000年以上根を張った古代檜が地殻変動などにより生木のまま倒木したものを浴槽に利用したとかで、湯船の底は、真っ平らではなく、少し凹凸があります。 檜の良い香りと温もりを感じさせるお風呂です。 

手前の湯船はやや浅く、寝そべって浸かる感じ。 奥のジャクジーは腰掛ける深さです。
下の写真は、四階にある露天風呂の望渓の湯です。
9時から21時までは女風呂で、家内撮影です。
望渓の湯のネーミング通り、隙間からこのような景色が広がっているのだそうです。
旅館のおばさんに泉質は全部同じですか?と訪ねると、このお風呂だけが違い泉質もさらに良よいとかで、夜9時以降に是非入ってくださいと勧めてくれましたので、、
夜中に望渓の湯に入りました。雨も少し降り始めています。 もし晴れていたら満天の星空だったのでしょうね。 
湯上がり処
貸切露天風呂は1階にありました。

白鳳の湯をこじんまりとした感じです。
上から見るとこんな感じ。
力強い渓流の音が響いています。
貸切露天風呂への小径
夜中に雨に打たれながら入った川音の湯
石風の湯

これで6つのお風呂全部に入りましたが、おすすめはやはり望渓の湯かな。


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西山温泉慶雲館へ

 台風12号にお気をつけください! 計画を中止する勇気を! とTVのアナウンサーが連呼する中、台風を気にしつつも、山梨県の西、南アルプスの西山温泉へと出発!
 昼食は、途中の駿河湾沼津SAで、金目昆布釜しらすマグロたたきアナゴ丼(長い名前ですが正確!)、
家内は、マグロサーモンたたき丼。
新東名の清水インターを降りて国道52号線を北上して一路西山温泉慶雲館を目指します。
 休憩で寄った道の駅 とみざわ   いいですねこのモニュメント。 ちなみにこのタケノコのモニュメントの中は、喫煙所でした。
あゆの塩焼きを売ってたので、満腹でも思わず購入! 写真撮っていい?と、お店のおばちゃんにたずねたら、「どうぞどうぞ! 外国人はフィッシュ!と言いながら写真撮るだけ。買わないんだ。」だそうな。
 ゆばの里もありました。 ここは小学校の跡地でした。 
 清水インターを降りてから1時間ばかり走って52号線に別れを告げ、37号線に入ると、景色が一転して、山岳道路に向かう雰囲気となります。
 早川は、巨岩がゴロゴロしていて、採石場があちらこちらにあり、トラックが頻繁に走っていました。そのため、かなり山奥まで道路は2車線で整備されています。 
 37号線の両脇は切り立った山で、早川の川沿いをひた走ります。断層を走っている感じです。 30分ばかり走ったでしょうか、やっと西山温泉に到着
 今日の宿は、慶雲館です。ギネス認定の最古の宿とかでずっと気になっていました。
HPでは、「慶雲館の歴史は、藤原鎌足の長男、真人が開湯したという飛鳥時代(慶雲2年)に遡ります。以来、慶雲館は千年以上一度も涸れることのない源泉に恵まれて都人や名将をはじめ多くの人々に愛されて参りました。」と紹介しています。

この玄関は三階に当たります。
早川と湯川に挟まれた所に建てられていて、全室リバービュー。
ロビーはこんな感じ。4時の到着でした。 台風にも関わらず、大勢のお客さんが来ていました。 やはり、おやじと同年代のご夫婦が多かったですね。 中華系の方もいらしていましたが、日本人がほとんど。
 ウェルカムドリンクのゆずドリンク。
 お部屋はこんな感じ。 10畳のお部屋を予約。
 部屋は湯川沿いでした。 ほんとは早川沿いがよかったのですが、早川沿いは、二人には広すぎて、、

 温泉、お食事はどうでしょうね。 期待してしまいます。

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