さて、家内が楽しみにしていた笛吹川温泉の茶懐石。 茶懐石とは茶の湯でお茶をいただく前に提供されるお食事。 中居さんが一品毎に丁寧に作法を解説してくれました。最初は、向付け、汁、ご飯。 ご飯は、炊き立てで、蒸していないほんの二口ぐらいです。これは、急いで少しお腹に入るものを持って来ました、というもてなしの気持ちだとか。
湯気が上がっている暖かいご飯、麹味噌の汁が、お腹に染み渡ります。 舌先で味わうというより、お腹で味わうという感じ。 お腹から食していることが伝わってきて、気持ちもほぐれきました。 これは本当にもてなしの食事ですね。杉箸は、取りやすいように折敷に先を出して置くのだそうです。 杉箸は水につけてあるのだそうな。1度口にした箸は、先を折敷の左ふちに少し出して置くのだそうです。
今度は、一転して香りや食感で楽しむ煮物碗です。 ゆず、松茸、三つ葉の香りを楽しみ、かぶら、月型の卵豆腐で食感を楽しみ、そして、手前の甘鯛にあられをつけて揚げたもの、が、美味しかった。陶板焼き 信玄鳥もも肉、甲州牛、甲州ワイン豚の3種類。 酒、味噌、醤油につけているそうです。 普通は、茶懐石ではお肉は出ないのだそうですが、旅館の夕食ということでメニューに加えているそうです。
そして、メインの抹茶 干菓子
お夜食に、とお稲荷さん
夜も更けてきました。
お部屋の露天風呂に浸かって、、
中秋の名月を見上げながら、うつら、うつら、あー楽しい夕食だったなあ、、、、