庭付き露天風呂とでも言いましょうか。
露天風呂の目の前を遮るものがなく、ただ、ただ、海と空。
潮騒の音は遠くに聞こえます。
動いているものは、静かに揺らぐお湯の波紋のみ。
「静寂」がぴったりの表現。
時間が止まるというより、絵の中の一部になったような気分。
「少し休んでみたらどうだい?」 そんな声が聞こえて来そうです。
静かなところだ、そんな感傷に浸っていると、お隣さんの声が聞こえて来ました。
周囲が静かなだけに、お隣さんによっては気分が台無しになるかもしれませんね。
夜はこんな感じ。
そして翌朝。 日の出前の景色。
そして日の出
絶景です。 ここは日の出、朝方が実に素晴らしい。
朝の凛とした空気、日の出に染まる海、遠くに聞こえる潮騒の音、地球の息吹。
絶景=地球を感じる場所 だとすれば、ここはまさしく絶景。
「ホテル海」(→ここ)は、海岸線に近く、まさしく潮騒のリゾートでした。 夕刻、夜、朝、常に潮騒に励まされている”動”のリゾート。
「月のうさぎ」は、海、空そして潮騒が控え目に周りを包み込んでいる。己を静かに見直すための静かな絶景。 雑念が全て溶け出て、目に映るものを素直に受け止められるようになる。 そんな感じの露天風呂からの景色でした。