月のうさぎ 露天風呂編

 今回のお宿は、川奈の「月のうさぎ」です。 家内が、一度は来てみたいと言っていたお宿です。 人気の宿なのでいつも満室でしたが、今回は看板?の『良夜の間』がたまたま空いていました。

庭付き露天風呂とでも言いましょうか。  
 露天風呂の目の前を遮るものがなく、ただ、ただ、海と空。
潮騒の音は遠くに聞こえます。
動いているものは、静かに揺らぐお湯の波紋のみ。
「静寂」がぴったりの表現。
時間が止まるというより、絵の中の一部になったような気分。
「少し休んでみたらどうだい?」 そんな声が聞こえて来そうです。
静かなところだ、そんな感傷に浸っていると、お隣さんの声が聞こえて来ました。
周囲が静かなだけに、お隣さんによっては気分が台無しになるかもしれませんね。
夜はこんな感じ。
そして翌朝。 日の出前の景色。
 そして日の出
 絶景です。 ここは日の出、朝方が実に素晴らしい。 
朝の凛とした空気、日の出に染まる海、遠くに聞こえる潮騒の音、地球の息吹。
 絶景=地球を感じる場所 だとすれば、ここはまさしく絶景。


「望水」(→ここ)は、日の出も感動的でしたが、夕刻の静けさ、そしてムーンロードを演出した雰囲気、確かに静かに凪いだ海のような時間の流れ、、、」で、落ち着いた時間が魅力的でした。

「ホテル海」(→ここ)は、海岸線に近く、まさしく潮騒のリゾートでした。 夕刻、夜、朝、常に潮騒に励まされている”動”のリゾート。

「月のうさぎ」は、海、空そして潮騒が控え目に周りを包み込んでいる。己を静かに見直すための静かな絶景。 雑念が全て溶け出て、目に映るものを素直に受け止められるようになる。 そんな感じの露天風呂からの景色でした。


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