笛吹川温泉坐忘の朝食です。
折敷 右奥のうずらの卵がのったマグロのすき身 美味しかった。
これは二の膳の甲州名物おざら 信玄の瓢箪型のお弁当箱で、信玄箱というのだそうです。
中が四段に分かれて、つゆ、おざら、薬味が入っています。
水菓子 お皿がお洒落。
笛吹川温泉坐忘の朝食です。
さて、家内が楽しみにしていた笛吹川温泉の茶懐石。 茶懐石とは茶の湯でお茶をいただく前に提供されるお食事。 中居さんが一品毎に丁寧に作法を解説してくれました。最初は、向付け、汁、ご飯。 ご飯は、炊き立てで、蒸していないほんの二口ぐらいです。これは、急いで少しお腹に入るものを持って来ました、というもてなしの気持ちだとか。
湯気が上がっている暖かいご飯、麹味噌の汁が、お腹に染み渡ります。 舌先で味わうというより、お腹で味わうという感じ。 お腹から食していることが伝わってきて、気持ちもほぐれきました。 これは本当にもてなしの食事ですね。杉箸は、取りやすいように折敷に先を出して置くのだそうです。 杉箸は水につけてあるのだそうな。1度口にした箸は、先を折敷の左ふちに少し出して置くのだそうです。
今度は、一転して香りや食感で楽しむ煮物碗です。 ゆず、松茸、三つ葉の香りを楽しみ、かぶら、月型の卵豆腐で食感を楽しみ、そして、手前の甘鯛にあられをつけて揚げたもの、が、美味しかった。笛吹川温泉 坐忘に宿泊してきました。 家内が旅館の茶懐石に惹かれ、おやじにとってはそれほど遠くなく、また、Qoonを預けるのが1泊で済む、Go to Travelの後押しもあります。
よし!ここだと予約しようとしましたが、予約ページは来年の1月までどの日も❌印。 満室?それともコロナで自粛中??? ところが、目の前で、突然ある日が ❌印から◯印に変わりました。
予約ページを見ていた時に丁度キャンセルが出たのですね。なんとラッキー。 貧乏クジを引くのが得意なおやじには珍しい事もあるものです。 そろそろ休みなさい、という事なのかな。。お部屋は、本館庭園露天風呂付き和洋室「鼓川」でした。和室とベッドルームの二間。テラスには露天風呂、目の前は日本庭園です。池のせせらぎが心地良く、バルコニーのリクライニングチェアに寝転んでの読書は、リラックスしながら本に集中し、そして、庭との一体感、時が止まったような感覚に、これはもう瞑想
いつまでもここにいたい。 こんな気持ちになるのは、久しぶりです。
通りがかりの中居さんに、遠くの山の名を聞くと、「乾徳山といいます。 あとで乾徳山の麓で取れたアマゴが夕食に出ますよ!楽しみにしていてください。」と教えてくれました。 楽しみですね。
テラスには、鯉の餌が置いてありました。 一握り池に投げ入れると、池が錦絵?に、、