弥彦公園紅葉 海風亭寺泊日本海

弥彦神社外苑の弥彦公園、ここの紅葉は凄っごいです。 
ここは、山一帯を、もみじ、トンネル、橋、池、階段で庭園となっています。これでもか、というぐらいモミジで埋め尽くされ、どこでも黄色、橙、紅のグラデーションが目に入ってきます。 わぁぉ 凄い!

観月橋周辺が見どころ
観月橋の上の楓
もみじ谷
トンネルを抜けると紅葉でした。 
水芭蕉園
花菖蒲園
大正五年(1916)、現在のJR弥彦線の前身である参宮線開通を機に越後鉄道株式会社(当時)の駅舎と一体の公園として整備されたことを始めとし、昭和三十七年(1962)彌彦神社外苑として献納されたそうです。
遠くに見えるのが弥彦山だったかな。九州の英彦山とあとどこかの彦山との三大彦山と紹介されてたっけ。。

そうそうツアーの昼食は、寺泊の海風亭日本海でいただきました。
近くに海産の市場街があり、寺泊はなかなか面白うそうな街ですね。
遠くにうっすら佐渡島が見えていました。

弥彦公園にご興味がある方には、HP 弥彦公園 - 新潟県弥彦村 (niigata-yahiko.com)
一読される事をお勧めします。 紹介文の出だしが、「私は太平洋に面した県が出身ですので、日本海の雰囲気がとっても新鮮に感じます。なんだかとても空気が澄んでいるように感じ、風もそんなに強くなくこの静けさが大好きです。」とありますが、この表現に強く共感。

7月に横浜から北陸に越してきましたが、見るもの、口にするもの、肌で感じるものすべてが新鮮です。 こちらで親しくなった皆様にそういうと、異口同音に”一冬過ごしてから感想を聞きたい。”と言われてしまいますが、、、さーて、この冬が楽しみなのであります。







 

長岡のもみじ園 越後湯沢のナスパニューオータニ

もみじ園は明治29年頃、越路・神谷の大地主である高橋九郎によって作られた別荘とその庭園。高橋九郎氏は衆議院議員を務めたが、渋沢栄一に触発されて北越銀行の基になった「神谷信用組合」の創業者で、政財界で活躍した人物だそうです。



当初は、自宅で政財界人のもてなしていたそうですが、来客用に自身の広大な敷地を一望できる山の上に別荘を建てたそうです。 上の写真の部屋から、敷地と自宅が一望できたとか。 下の写真の住宅地になっているところに自宅があったそうです。


京都に滞在することが多かった高橋氏は、京都の秋の紅葉を山荘で再現しようと、京都のモミジを移植したそうです。 モミジに北陸の冬に慣れさせるために1年かけたそうな。

やっぱり真っ赤な紅葉のルーツは京都なんだなぁ が、親父の実感
樹齢150‐200年だそうで、維持管理もたへんだとか。
明治の頃は、地面が一面苔で覆われていたのかなぁ
明治の政財界人は質実剛健ですが風流ですよね。
越路・神谷の発展に思いをはせた高橋九朗氏
その意志は、田中角栄へと引き継がれたのでしょうか。
ここでツアーで宿泊したナスパニューオータニをちょっと紹介。
ホテルからの景色
食事はバイキング  食材の取り方汚くてすみません。。。。へぎそば、カニ、ブリ、現地の食材中心にチョイスしたつもりです。
お部屋 6人部屋でした。 広い大浴場は温泉でした。 沢山のスキー客を受け入れられるように建てられたリゾートホテルという印象です。リゾートマンションとしても部屋が販売されていました。スキー場も隣接されていて、連日スキーに宿泊されるような方には絶好のポジションかもしれませんね。

また、従業員の方達の心のこもった受け答えが好印象。越後湯沢の特徴なのか、ホテルの姿勢が表れているのかわかりませんが、マニュアルでなく相手の状況をよく見て話をしてくれて、とても気持ち良く過ごすことができました。
越後湯沢から長岡に向かう高速道路からの南魚沼の景色

越後湯沢は新幹線で通りすぎることが多かったのですが、もっと訪れればよかったなぁ
なかなか良いところ。さて、まだまだ越後の紅葉巡りは続きます。





五行思想アートの清津峡(きよつきょう)渓谷トンネル  治水発想に感心

 小松に引越して知った清津峡。今時のインスタ映えする観光地らしいので、是非行ってみたかい場所。

清津峡渓谷トンネル おやじおっかあのポーズ
うーん おっかあのほうが気合十分。。。。

下の写真は、こしひかりで有名な南魚沼の田園風景です。
南魚沼 周囲を山波に囲われていて、いかにも米どころ
ここから山岳方面へ奥へ奥へと向かい、
しだいに山深い峡谷へ
観光バスが入るには少々道が狭い、、、
着きました上信越高原国立公園 清津峡
清津峡渓谷トンネルの入り口です。
トンネルは全長800m
照明は、緑、黄、赤、、
ところどころに横穴が彫られていて、アートトンネルになっています。

それもそのはず中国のマ・ヤンソン/MADアーキテクツ「Tunnel of Light」というトンネル作品なのだそうです。

万物は木火土金水からなるという五行思想を表現したアート。 それでトンネルの照明が緑(木)、黄(土)、赤(火)だったのですね。。。ん? 金はどれだったのかな?
真ん中の丸い建物はトイレです。 
外から中が見えないマジックミラーのトイレです。 
トイレが金?まさかね。。。。トイレの外壁が金属なので金が正解かな?

そしてトンネルの端は、水を張ったプールになっています。ここは水ですね。。
端の方は水深2㎝ぐらいなので、皆さんトンネルの端に一列になって順番待ちして写真を撮っていました。
人をさりげなく誘導する賢い設計!! 中国人の治水発想だなぁ
皆さん思い思いにポーズを決めて写真を撮ってもらっていました。 この方、とてもかっこいいですねぇ 
これもなかなか良い! 

おやじとおっかあの写真は誰に撮ってもらったかですか?  交互に撮ろうしたら、ツアーのバスガイドさんが撮ってくれました。 ありがとうございました!
特徴な地層は柱状節理で、溶岩が海に流れたときにできるそうです。
清津峡渓谷トンネル なかなか面白かったです。

それにしても、一番上の写真。。おやじの右腕の元気のなさが気になるなぁ。。。


越後赤城山 西福寺 問答無用の素晴らしさ 石川雲蝶

 先日越後の紅葉をめぐるバスツアーに参加。バスに揺られること3時間(石川県から新潟県は遠いですね、、、)、最初の観光赤城山西福寺を訪れました。 不勉強おおやじは、西福寺、そして、彫刻と襖絵を一手に引き受けた越後のミケランジェロこと石川雲蝶のことは全く知りませんでした。

山門をくぐり、目に入ったお寺の虹梁を見て度肝を抜かれました。なんと烏天狗ではないですか! 龍や鳳凰の彫刻はよくあるのですが、虹梁の烏天狗の彫刻ははじめてです。
鬼気迫る彫刻です。
と思っていましたが、越後のミケランジェロ石川雲蝶凄い!

写真の開山堂天井には、石川雲蝶の彫刻が目いっぱい彫られていて圧巻です。天井絵ではなく天井彫刻! その他に襖絵も見事でした。

残念ながら、写真撮影不可なのでご紹介できないのですが、凝りに凝っていて、また、遊び心もあってとても興味深いです。 

ご興味のある方は、是非これをクリック⇒86253.pdf (niigata.lg.jp) 「問答無用の素晴らしさ 石川雲蝶」を紹介しています。

開山堂
お寺の境内。
大きなお寺ではありませんが、石川雲蝶の作品がしっかりと残され、見応えのあるお寺でした。 

石川雲蝶の作品が残された寺社がこのHP(日本のミケランジェロ石川雲蝶を探求する | 魚沼市観光協会 (iine-uonuma.jp)に紹介されていました。 機会があったら、石川雲蝶巡りにトライしますかね。