西伊豆北上記

さて、月のうさぎからの帰り道は、西伊豆に抜けて北上。 まずは松崎町のお蕎麦屋さん小邨に行こうとしましたが、残念ながら定休日。
さらに、愛車のエンジン警告灯が点灯。こんなところで故障したらたまったもんではありません。 ボルボに電話したら、エンジンが止まったのでなければ多分大丈夫とのこと。 大丈夫なら警告灯消えても良さそうなのですが、一度点灯したら安全のためにしばらくの間は消えないのだそうです。 ひえ〜

小邨が定休日でしたので、小アジ寿司で有名な三共食堂に行こうとしたらここも定休日。結局 宇久須の新造屋で、おっかあは「元祖ぶっかけ丼」、おやじは「アオリイカ刺身定食」をいただきました。 おっかあ 大正解! 美味しそうでした。
 どうしても小アジ寿司が食べたいおやじは、恋人岬近くの「きびなご寿司」できびなご寿司、そして、しいたけ寿司をテイクアウト。 これは両方とも大正解! いけます。 満腹でしたが大満足!
満腹になったところで、西伊豆の土肥を抜けてさらに北上を続けます。 国道17号線には、たくさんの駐車場付きのビュースポットがあり、なかなか楽しいドライブとなりました。
 ビュースポット 碧の丘からの景色
戸田港
戸田港は一大水産基地なのですね。壮観でした。
出逢い岬からの戸田港の眺め
富士山ビュースポット・西浦江梨からの眺め。 富士山見えました。
よう走りました。
さて、これから家路です。

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月のうさぎ 朝食編 お部屋

さて朝食。
テーブルマットには兎の文字
これは豆乳 最初は湯葉をいただき、後でニガリを入れて豆腐を作ります。 朝食にも趣向を凝らしてありました。
お刺身、煮物、焼き魚、サラダ、やはり心に残ったのは、豆腐作りでした。
月のうさぎ 特製コーヒーカップ
これは宿のお部屋です。 8畳3部屋という広さ。
落ち着いた感じの色調の和風ですが、部屋の印象はあまりありません。なぜかというと、、 
何しろ目覚めているときは、露天風呂に入る→十分にあったまったところでガーデンソファに寝転がりウトウト→少し寒くなると再び露天風呂へ。 てなことで、寝る以外には部屋にいませんでした。
一度は行きたかった「月のうさぎ」、露天風呂だけでなく、落ち着いたお部屋、お食事、新入社員で佐賀出身の仲居さんの初々しい仕事ぶり、などなど、おっかあはとても満足。 めでたしめでたし

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月のうさぎ 夕食編

さーて夕食であります。露天風呂浸かって全身がビールを欲しています。
竹飾りが一つとなりましたが、意味があるのかな?
プレートは、もちろん月と兎。
お品には、それぞれタイトルがついてます。()内がタイトル。
仲居さんが、タイトルから次に出てくるのは何かな?と楽しんでください。
前菜(初夏の風)
先附(海ほたる)
造り(伊東港)
伊東港に上がったお魚 キンメ(w/塩)、カンパチ(w/わさび)、黒ムツ(w/海苔佃煮)
焼物(山の女王)
山の女王ってなんだろう? おやじ 山女に決まっとる。 おっかあ キノコよキノコ!
ジャーン両者あたり!
焚合(深海の黄金)
 おやじ 黄金→小判→鮑と想像したのですが、キンメ+フカヒレあん
焜炉(磯の香り)
磯の香り 海苔かと思いましたが、伊勢海老と鮑でした。
強肴(ふじやま)
ふじやま? わからん。 もしかすると富士山型に盛った食べ物?
ジャーン 富士山麓牛と溶岩石の石焼でした。 富士山麓牛は希少なのだそうです。霜降りと赤身のバランスが絶妙。 
食事(宇佐美)
宇佐美港で上がった白魚と葉ネギの胡麻油炒めが載っています。
わお!さらに、鰹ダシ汁をかけてお茶漬け風にしていただけます。
水菓子(伊豆天草)
ところてん風寒天入りフルーツみつ豆。
寒天は、自分で押し出す趣向が凝らしてあります。

強い印象が残る料理ではありませんでしたが、一生懸命に素朴な美味しさを追求した! 頑張りました感が伝わる、そんな印象でした。


そうそう、お酒は、日本酒のフルアテンドコース ライトを頼みました。 
フルコースとは、先付、お造、焼物、焜炉、強肴、水菓子(!)にチョイスされた日本酒が出てきます。 いろんな日本酒が楽しめ、量もそれぞれお猪口1−2杯分なので適度です。 この日は、七田が一番好みでした。 もし、外国での利き酒パーティに出る機会がもう一度あったら「七田」買っていこう! (前回買っていったお酒が惜しくも二位だったので、、、)

ワインのフルアテンドコースも用意されていました。

総じて、一生懸命なのはわかるのですが、なんらかのセンスが欠けてる印象があります。 もし、次回再訪する機会があったなら、料理がどれだけ進歩したのかを楽しみにしたいと思います。

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月のうさぎ 夢路の始まり

月のうさぎ 先に露天風呂を紹介してしまいましたが、「夢路の始まり」は、竹林の壁の駐車場から始まります。
母屋の入り口。 この扉を開くと、、、、
母屋の入り口 右手は食事処、2階はお土産売場
食事処の個室。ここで夕食、朝食をいただきます。 
月x竹=かぐや姫。月xうさぎ x竹はなんじゃろな、などと余計なことを考えては、イカンイカンと戒めておりました。
母屋から部屋に行くには、竹林を抜けてゆきます。 
ここに白兎がいたら、それもぞろぞろといたら、、、イカンイカン。
お部屋へのアプローチ。 板塀はお部屋の目隠しになっています。
お部屋入り口の魔除け これは沖縄風? それとも蕎麦屋風?
なんとなく、お蕎麦屋さんの芸術に似た雰囲気です。 帰りには九つ井に行こうかな。
夢路の始まり、、確かに。。。
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月のうさぎ 露天風呂編

 今回のお宿は、川奈の「月のうさぎ」です。 家内が、一度は来てみたいと言っていたお宿です。 人気の宿なのでいつも満室でしたが、今回は看板?の『良夜の間』がたまたま空いていました。

庭付き露天風呂とでも言いましょうか。  
 露天風呂の目の前を遮るものがなく、ただ、ただ、海と空。
潮騒の音は遠くに聞こえます。
動いているものは、静かに揺らぐお湯の波紋のみ。
「静寂」がぴったりの表現。
時間が止まるというより、絵の中の一部になったような気分。
「少し休んでみたらどうだい?」 そんな声が聞こえて来そうです。
静かなところだ、そんな感傷に浸っていると、お隣さんの声が聞こえて来ました。
周囲が静かなだけに、お隣さんによっては気分が台無しになるかもしれませんね。
夜はこんな感じ。
そして翌朝。 日の出前の景色。
 そして日の出
 絶景です。 ここは日の出、朝方が実に素晴らしい。 
朝の凛とした空気、日の出に染まる海、遠くに聞こえる潮騒の音、地球の息吹。
 絶景=地球を感じる場所 だとすれば、ここはまさしく絶景。


「望水」(→ここ)は、日の出も感動的でしたが、夕刻の静けさ、そしてムーンロードを演出した雰囲気、確かに静かに凪いだ海のような時間の流れ、、、」で、落ち着いた時間が魅力的でした。

「ホテル海」(→ここ)は、海岸線に近く、まさしく潮騒のリゾートでした。 夕刻、夜、朝、常に潮騒に励まされている”動”のリゾート。

「月のうさぎ」は、海、空そして潮騒が控え目に周りを包み込んでいる。己を静かに見直すための静かな絶景。 雑念が全て溶け出て、目に映るものを素直に受け止められるようになる。 そんな感じの露天風呂からの景色でした。


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