松田町 オーガニックカフェ&アートスペース 寄荷風


寄荷風の目の前の道路
 丹沢の松田町の寄(やどりき)にある寄荷風 (ヤドリキカフウ)に来ました。  松田駅からかなり北上した山間にあり、実に酸素が濃いところで、空気に凛とした張りがあります。
目当ての寄荷風は、楚々とした佇まい。 地元のガラス作家の作品に囲まれて、地元のオーガニックの実りをいただく、がコンセプト。
開放的な店内で、窓際に置かれたガラス細工に陽が当たり、光のアートとなっています。 

窓から見える外の景色は、今は冬なので茶色なのですが、春、夏は、それはそれは素晴らしい景色でしょうね。
写真を撮りたくなるようなものが沢山置いてあり、お客は我々だけということもあって、ばちゃばちゃ写真を撮らせてもらいました。 
オーガニックカレーをいただきました。  しゃきしゃきした野菜が印象的。

店名の荷風の言われを聞くのを忘れました。 永井荷風なのでしょうかね?
実にいいところです。  川沿いに河津桜が植えられているとのこと、こりゃぁ、またこなくちゃね。

誠実そうなマスターから、近くにロウ梅が咲いている公園があると教えていただき、帰りに立ち寄ったのですが、実に素晴らしいところでした。 次に掲載しますね。 


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湯本 Cafe Timuny  今を尊く思う、を再認識できる空間

先日行った湯本で、素敵なCafeを見つけました。 --Timuny--
  メインストリートの裏通り、早川沿いにあります。  引き戸をがらっと開けると、西部劇に出てくるような長いカウンターと、奥にある螺旋階段が目を引きます。

写真では、結構明るいように写っていますが、実際は、ほのかに暗い感じで、欧米人が好む暗さです。 さらに、照明が、ガラスにヒビ加工を施した照明カバーなので、部屋全体に光がゆらめいているようです。 (これ⇒)  
 こんな感じ。 まるで海の底に光が反射しているよう。  お店には、スローロックが流れていますが、お店全体が静寂に包まれています。  
 落ち着きますこのお店。  実にいい。
 貼ってある写真も、白黒。 何故か象さんが多い。
「今という貴重な時間を尊く思う、、、そんな事を再認識できる空間」がコンセプトだそうですが、コンセプトどおりのお店です。 実にいい。

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北原おもちゃミュージアム リカちゃん 

 これ、なんだかご存知ですか?リカちゃんだそうです。 それも、ただのリカちゃんではないそうです。 横浜元町リカちゃんなんだそうです。 なぜこれが我が家にあるかというと、、
 箱根湯本の北原おもちゃミュージアムに行ったのですが、、おもちゃ、というより、たくさんの人形がおいてありました。 撮影OKなので、おやじ、おっかあ、それぞれパチリパチリ。
ミュージアムに展示されていたおもちゃ by おやじ

ミュージアムに展示されていたおもちゃ by おっかあ
おやじとおっかあのでは、同じ館内の写真とは思えませんね。 さてさて、ぐるっと展示物を見て、お次はおみやげGoods売り場です、、  

おっかあが、「あーっ! 元町リカちゃん!!!」と歓喜の絶叫。
じゃーん 横浜元町リカちゃん
キタムラの鞄、フクゾーの洋服、ミハマの靴、スタージュエリーのピアス、それにポンパドゥールのパン、近沢レースの日傘、浜トラファッションで元町ブランド品に身を包んだリカちゃんです。 北原館長プロデュースの人形だそうです。、

おっかあ、この前から動きません。  真ん中の「愛犬とショッピング」が欲しいらしいのですが、売り切れ。 (なんだかスペルが違う、、、)  在庫もないそうです。  

おっかあ、ついに展示品でもいいから、と食い下がります。 執着心が動かしたのでしょう、最後には快くOKをもらい、晴れて横浜リカちゃん、我が家へ。 おっかあ大喜びであります。

え? リカちゃんって小学校5年生???  ピアスして、ブランド品で身を包んだ小学校5年生? リカちゃんの大学生バージョンでもいいような気がしますね。  うぉぉ、、双子の妹に、三つ子の赤ちゃん、、、、すっごいですねぇ、、


おっかあ、ルンルンです。 これで、しばらくの間は、ご機嫌に違いありません。

リカちゃん、我が家に福をもたらしてくれたようです。。


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箱根湯本 湯葉丼 直吉


 箱根湯本に行ってきました。 今日は、じっくり街を歩こう、とQoonもVolvoも留守番です。
湯本に到着したのは11時30分。 お昼にするか、と、早川沿いにある湯葉丼 直吉に向かいました。 
湯葉丼 待合室
たいへんな人気店なようで、ものすごく広い待合室が用意されています。

お店の窓側の向こうは、歩行者道路、そして早川。 雰囲気は結構いいお店です。
あつあつの湯葉丼が出てきました。
丼というので、ご飯の上に湯葉がのっかているのかと思いきや、ご飯茶碗と湯葉を煮た土鍋が別々に出てきました。 ぐつぐつと湯気を立てる土鍋が、なんだかわくわくさせて、演出満点です。

レンゲで湯葉と汁をすくい、ご飯と一緒に食べるのですが、汁がご飯にしみて、食が進みます。


これは湯葉蕎麦
 結構美味しかったねぇ、と、お勘定を終わらせお店を出るまでは、ニコニコ顔でした、、、、が、

しばらくして、ん?  随分とのどが渇きます。 たぶん、お汁が濃かったのでしょう。  ちょっと残念かなぁ 

 

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小泉八雲

この齢になって、耳なし芳一で有名な小泉八雲を読みました。  家内からは、「なんでまた、冬に怪談?」  当の本人もそう思ったのですが、ちゃんと読んでないしなぁ、面白いかも、と購入。

寝る前に少しづつ読み進めたのですが、ラフカディオ・ハーンは、日本人論を展開し、その一部としての怪談話、古い日本を賛美し、西洋化によってその良さが失われはじめたことを憂いていた、ということを知りました。 

かなりの知識人で、造詣の深い人だったのですね。 怪談話を集めた風変わりな西洋人と思いこんでいたのですが、浅慮でした。

ハーンは、松江に住んだようです。 松江の両隣は、神々が集う出雲、ゲゲゲの鬼太郎の境港。 うーん、山陰は、お伽噺、怪談の宝庫なのでしょう。  一度しか行ったことがないのですが、再訪してみたくなりました。

最近、日本の良いところを取り上げるTV番組が多いのですが、ハーンが、西洋開花により日本の良さが失われてゆく、と憂いていた事と共通な点が結構あります。 

TVが取り上げるのは、実は失なわれた日本の良いところを取り戻したい思いがある??  (この手の番組には、明らかなやらせや、必要以上に持ち上げている事が好きになれないのですが、、、)

日本人の魂の底にある美を賛美したハーン。  確かに、魂の底にある美を、磨きこそすれ、失わないようにしないとね。

怪談を読んでみるか、と軽い気持ちで買った本なのですが、ずっしりと重みのある本でした。



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