さよなら愛しのQoon

コロナの緊急事態宣言、在宅勤務、今まで映画の世界だったパンデミックが現実のものとなり、 ブログを更新するネタや気力が失せ、すっかり更新を怠っていました。

そんななか、愛しのQoonが天国に旅立ってゆきました。15年間一緒に過ごし、ずっとそばにいて、ただただひたすらに一途に家族を慕っていたQoon。

目をじっと見つめてくるQoon

とっても食欲旺盛なQoon

最近はめっきり年老いて一日中寝ているQoonでしたが、ずっと食欲はあり、今まで一度も食事を残したことはありませんでした。。。。


ですが、この日の朝は違っていました。

朝起きるとゆっくり、ゆっくりと2階への階段を登り、大好きなお母さんのベッドの横によりそっていました。 調子が悪いのかなと、この日は朝食前の散歩はせずに朝ごはんをあげたのですが、半分以上ご飯を残していました。 食べたいのですが餌が口に入らず、あきらめていたようです。こんな事ははじめてです。 お母さんが手ですくって口にもってゆくと、喜んで食べていました。

その後はいつものように寝ていて、食欲はあったので大丈夫と思ったのですが。。
そして昼過ぎ。。。。
旅立って行きました。

Qoonと一緒に過ごした暖かい想い出が次から次へと沸き上がってきます。
とっても大事な存在だったQoon。

 愛しのQoon
決して忘れないよ
どうか安らかに











”ホテルニューグランド ル・ノルマンディ” 思い出に残るひと時

新型コロナ禍でどうにもブログを書く気力が湧いてこず、ブログ更新をすっかりご無沙汰してしまいました。

さて、三男坊が本年三月に大学を卒業し、四月から就職し本社での研修を終え、はや地方に赴任することになりました。 コロナ禍で卒業旅行も行けず、何かと行動を制限され、羽を伸ばせなかった最後の学生生活を残念がっていました。 引越しを前にお部屋の後片付けが終わったので、ホテルニューグランド パノラミックレストラン ル・ノルマンディで、社会人の門出を祝いました。

この日は蔓延防止措置が交付された翌日でしたので、空席が多いと思ったのですが結局八割のテーブルが埋まりました。
息子は結婚式以外では、フランス料理ははじめて。 いつもがっついて食事をするので、社会勉強も兼ねています。
アミューズ
温かいオマール海老のサラダ バニエットソース ヘーゼルナッツ添え
オマールとても美味しかった。
フォワグラと穴子のポワレ ポルト酒ソース スパイスの香り
この時です。”フォワグラにぴったりの白ワイン如何?” とホテルのソムリエさん。”スイーツまでひっぱって欲しい赤ワイン”を飲んですでにほろ酔いのおやじは、躊躇なくいただくことに。”

注がれた白ワインの香りにびっくり。 サクラ、うーん、ライチ、、、これはもう薔薇の香り。甘い香りが広がり、まるでローズジャムのよう。 こんなゴージャスな白ワインがあるのですね。

遅ずみの葡萄で作るワインゲヴェルツトラミネール ヴァンダンジュ・タルディヴという白ワインだそうです。 フォワグラの油に香りを添え、確かによく合います。
シェフお薦めの魚料理のポワレ ホワイトアスパラガスのヴルーテ アサリ風味
食いしん坊の一皿 二種類のビーフの盛り合わせ
家内の誕生日が近いので、バースデーも祝っていただきました。
写真に撮っていませんが、自家製パンも絶品でした。
夜のホテルニューグランドは、”迎賓館”の呼び名がぴったりとくる雰囲気でした。
絶品のお食事、珍しいワイン、夜景、ソムリエや給仕さんとの気の利いた会話、とびきりの笑顔のホテリエ。 思い出に残るゴージャスなひとときでありました。 

そういえば、上の兄二人には壮行会を開いてあげられませんでした。 どこかで埋め合わせしないと。。。